どうも、アートディレクターのハシケン(@conteanime)です。

必要な範囲を示してもらって順序よく学べることで初心者でもムリなく成長でき、就職活動まで支援してもらえるのが「専門学校」に通う最大の利点です。
ただ今は学校の数自体がすごく増えているので、最適な場所を選ぶなら最初にまず幅広い情報収集が欠かせません。
どこの学校でも公式サイトから案内資料を無料で送ってくれるので、もし気になる学校があったらまずは複数でも取りよせて比較検討することから始めましょう。またその際、場所や費用以外で特に意識してほしいのが次の3点です。
- ある程度長い期間運営しているか?⇒絵を描いて働くノウハウが確立されている
- 多くの卒業生が現役で業界で働いているか?⇒仕事先の可能性(つて)が豊富
- 実践で役立つ最新のスキル・情報を学べそうか?⇒即戦力になれる確率が高まる

今回は実際に長年絵の仕事をしてきた立場もふまえ、絵やイラストの仕事につく近道「専門学校」について学校選びのポイントや最新の人気学校情報まで詳しく紹介します。
目次
- 1 2022年最新、イラスト(デジタル含む)関連で実績や評判の高い専門の学校15選
- 1.1 代々木アニメーション学院 ①「イラスト科」②「マンガ科」③「アニメーター科」
- 1.2 ヒューマンアカデミー「コミックイラスト専攻」
- 1.3 アミューズメントメディア総合学院 ①「マンガイラスト学科」・②「キャラクターデザイン学科」
- 1.4 東放学園映画専門学校 「アニメーション・CG科」
- 1.5 日本アニメ・マンガ専門学校①「マンガクリエイト科」②「コミックイラスト科」②「キャラクターデザイン科」④「マンガ・イラストマスター科(3年制)」
- 1.6 大阪総合デザイン専門学校①「コミックアート学科」②「デザイン学科」③クリエイティブ学科」・②「コミックイラスト学科」
- 1.7 日本工学院① 「キャラクターデザインコース」②「マンガコース」③「アニメーションコース」
- 1.8 東京デザイナー学院 ①「イラストレーション学科」・②「コミックイラスト学科」・③「マンガ学科」
- 1.9 日本デザイナー学院①「総合イラストレーション科(3年制)」②「イラストレーション科」③「コミックイラスト科」④「マンガ科」
- 1.10 東京デザイン専門学校 ①「イラストレーション科」②「マンガ科」③「アニメーション科」
- 1.11 バンタンゲームアカデミー ①「イラストレーター専攻」・②「デジタルマンガクリエイター専攻」
- 1.12 デジタルアーツ東京 ①「イラスト学科」②「コミックイラスト学科」
- 1.13 HAL (東京・大阪・名古屋) 「アニメ・イラスト学科」(4年制)
- 1.14 東京工学院専門学校 ①「マンガコース」②「イラストレーションコース」
- 1.15 東京コミュニケーションアート専門学校 ①「イラストレーター専攻」・②「マンガ専攻」③「コミックイラスト専攻」
- 2 迷ったら改めて考えたい、イラスト(デジタル)を将来の仕事にするため専門学校に通う意味とは?
- 3 学校に通うメリット・デメリット
- 4 学校選びの補足
- 5 まとめ
2022年最新、イラスト(デジタル含む)関連で実績や評判の高い専門の学校15選

さっそくここからは、イラスト関連で優れた就職実績のある&個性的な特色をもった学校を厳選して紹介していきます。
代々木アニメーション学院 ①「イラスト科」②「マンガ科」③「アニメーター科」

©️ Yoyogi animation academy. All right reserved
公式サイト:https://www.yoani.co.jp/
- エンタメ系に強い、就職しやすい学校がいい
- 仕事の現場で役立つ最新のスキルを身につけたい
- 知名度の高いプロの講師から直接学びたい
42年の長い歴史と高い知名度をもつ、エンターテイメントに特化した有名校です。すでに12万人以上もの卒業生がいて業界内にも無数のパイプがあるので、就職活動時だけでなく実際に働きだしたあとも人脈に助けられたり心強く感じる機会がかなり多いでしょう。
アニメ・ゲーム・イラストなどエンタメ関係者と密接につながっている状況を活かし、各業界でいま求められている最新技術や設備をすぐ学び吸収できる環境が用意されています。単なるイラストスキルにとどまらず関連ノウハウ・デジタル技術など実践的な能力を身につけられるので、即戦力のプロとしても成長していきやすいはずです。
環境や学べる内容が充実しているため最近は絵の仕事に転職したい社会人も多く利用していて、働きながら学びやすい夜間・土日や週一のコースなどが人気を集めています。
所在地・・・東京・池袋・大阪・なんば・名古屋・福岡・札幌・仙台・広島・金沢
専攻・コース・・・イラスト科・マンガ科・アニメーター科・・・他多数
学費・・・¥1,250,000(1年次)・¥1,050,000(2年次)
ヒューマンアカデミー「コミックイラスト専攻」

©2022 Human Academy Co., Ltd. All Rights Reserved.
公式サイト:https://ha.athuman.com/
- 業界で活躍するプロから直接学びたい
- できるかぎり就職実績の高い学校がいい
- 通いやすい、通信講座もあると嬉しい
全国18校展開しているので地方在住でも通いやすく、都心部のイラスト仕事情報も共有できて不利になりません。イラストレーターや漫画家など80名以上ものプロの現役クリエイター講師による少人数制授業が評判で、苦手と感じる部分も一人ずつによりそった指導で克服へと導いてくれます。
職場で役立つ実践的能力が身につけられる環境を重視していて、頑張り次第では在学デビューや早期内定も可能です。実際にインターンシップ(在学中の職業体験)を経験した学生の7~8割は通った企業にそのまま就職・アルバイト採用されている実績もあるほどなので、就活時の不安も少なく進めていけるでしょう。
昼間の授業以外に夜間や週末講座もあるだけでなく一般の人向けの【イラスト講座】も運営されていて、学校より費用や時間をおさえて絵が上達していきたい多くの人に利用されています(※2018年時点で修了者5,000人以上)。最近人気の『通信講座』も整っているので、あわせて検討してみるといいかもしれません。
所在地・・・秋葉原・横浜・大宮・仙台・札幌・静岡・名古屋・大阪・京都・神戸・広島・福岡・北九州・鹿児島・那覇
専攻・コース・・・コミックイラスト専攻(土日・夜間のみの講座もあり)
学費・・・¥1,099,500円~(各年次)
アミューズメントメディア総合学院 ①「マンガイラスト学科」・②「キャラクターデザイン学科」

COPYRIGHT © アミューズメントメディア総合学院 All rights Reserved.
公式サイト:https://www.amgakuin.co.jp/
- 就職しやすい学校がいい
- 仕事の現場で役立つ最新のスキルを身につけたい
- 東京か大阪の学校に通いたい
まず他の学校と違う特徴としては学内に「出版事業部」をもちマンガ・イラスト本などを企画し外部企業と連携した商品開発を行っていて、学生にとってのデビューチャンスにもなっています。
そのように学習過程で実際のコンテンツを創り、在学中から商品として市場に送りだすことができるきわめて実践的なスクールです。校舎こそ東京・大阪の2箇所のみと多くないですが、反面業界就職率94%と高い実績を誇っているのもうなずけます。
また卒業後の進路・職種にも幅広く対応していて、生徒一人ひとりの適正を見きわめた徹底した個別指導でデビュー&就職のサポートをしてくれます。将来の悩みや不安も、丁寧に相談に乗ってくれるので安心でしょう。
所在地・・・東京・大阪
専攻・コース・・・①マンガ・イラスト学科②キャラクターデザイン学科
学費・・・①¥1,250,000(1年次)・¥1,150,000(2年次)②¥1,380,000(1年次)・¥1,280,000(2年次)
東放学園映画専門学校 「アニメーション・CG科」

copyright (C) TOHO GAKUEN All Rights Reserved.
公式サイト:https://www.tohogakuen.ac.jp/movie/
- イラストよりも映像系に特化している学校が良い
- オープンキャンパス、体験入学が多いと助かる
どちらかというと、映画・映像あたりがメインとなる学校です。
直接的にイラストレーターとしての技術を学ぶことができるのは、2年制における専門課程の「アニメーション映像科」となります。
アニメ制作の全工程を学ぶことにより、イラスト技術の向上を目指していく点が他校とは一線を画した方向性となっています。
所在地・・・東京
専攻・コース・・・アニメーション・CG科
学費:¥1,383,610(1年次、入学金等込)¥1,170,000円(2年次)
日本アニメ・マンガ専門学校①「マンガクリエイト科」②「コミックイラスト科」②「キャラクターデザイン科」④「マンガ・イラストマスター科(3年制)」

© 2019 Japan Animation & Manga college.
公式サイト:http://www.web-jam.jp/
- 漫画・アニメ業界に強い学校がいい
- 新潟の学校に通いたい
NSGカレッジリーグのマンガ・イラスト・アニメの専門学校です。初心者にも安心な基礎からプロを育てる授業と、最新設備をそなえたプロ同様の作業環境が特長の学校です。
プロになるために必要なプロモーション力や人間力の育成にも力をそそぎ、持続力のあるクリエイター育成に取り組んでいます。
文科省「職業実践専門課程」認定校で、「高等教育の修学支援新制度」の対象校にもなっています。
所在地・・・新潟
主な学科・・・マンガクリエイト科・コミックイラスト科・キャラクターデザイン科・マンガ・イラストマスター科(3年制)
学費・・・¥90,000(入学金)・¥1,120,000(各年次)・諸費用¥240,000~340,000(1年次)・¥130,000~180,000(2年次)
大阪総合デザイン専門学校①「コミックアート学科」②「デザイン学科」③クリエイティブ学科」・②「コミックイラスト学科」

© Osaka Sogo College of Design, all rights reserved.
公式サイト:https://www.oscd.jp/
- デザイン系に強い学校が良い
- 大阪の学校に通いたい
本気でイラストレーションを学びたいと思うなら、ビジュアルクリエーター学科のなかのイラストレーション専攻を選ぶといいでしょう。
実践に即した知識や技術が学べるので、関西圏での就職では非常に強いと評判です。
またイラストの仕事へとつながる表現方法を大事にしていて、書籍雑誌や広告イラスト・キャラクターイラストに絵本作家などイラストの分野で幅広く働ける教育が特色となっています。
所在地・・・大阪
専攻・コース・・・①コミックアート学科②デザイン学科③クリエイティブ学科
学費:¥1,340,000(1年次、入学金等込)¥1,240,000(2年次)
日本工学院① 「キャラクターデザインコース」②「マンガコース」③「アニメーションコース」

Copyright KATAYANAGI INSTITUTE. All Rights Reserved.
公式サイト:https://www.neec.ac.jp/department/creators/manga_anime/
- マンガ・アニメ方面に強い学校が良い
- 蒲田・八王子・北海道にある学校に通いたい
放送・芸能・アート・医療・科学・スポーツといった幅広い学科をそろえている、学校法人片柳学園の専門学校です。最先端クリエイターをめざし必要なスキルを学ぶ2年制と、プラス2年で基礎からクリエイティビティを高める4年制とがあります。
デジタル化が進む業界の制作環境をふまえた施設・設備を導入し、基本となる作画スキルに加えデジタルスキルの向上も進めています。
各種コンテストへの参加やイベント出展・「出張編集部」の実施など業界と連携した就職・デビューのチャンスが多数用意されています。
所在地・・・鎌田・八王子・登別
専攻・コース・・・キャラクターデザインコース・マンガコース・アニメーションコース
学費・・・¥1,415,690(1年次)・¥1,230,000(2年次)・諸費用約¥67,000
東京デザイナー学院 ①「イラストレーション学科」・②「コミックイラスト学科」・③「マンガ学科」

Copyright TOKYO DESIGNER GAKUIN, all rights reserved.
公式サイト:http://www.tdg.ac.jp/
- オンラインでオープンキャンパスを体験したい
- 都内の学校に通いたい
全国に多数の姉妹校をもつ、創立50年を超える学校法人の専門学校です。学科・専攻が細かくわけられていて、個々のスキルにあわせたきめ細かい指導によりそれぞれの専門分野でプロデビューを目指すシステムです。
キャリアセンターも完備され、業界に多くの人材を送り出すサポート体制も充実しています。
出版社がひしめきあう好立地にあり、コミックイラスト・マンガ分野に集中して学べる設備・環境が整っています。
所在地・・・御茶ノ水・神保町
専攻・コース①・・・イラストレーション専攻・メディアイラスト専攻・デジタルイラスト専攻・ゲームイラスト専攻・キャラクターイラスト専攻・絵本創作専攻
専攻・コース②・・・コミックイラスト専攻・コミックキャラクター専攻
専攻・コース③・・・マンガ専攻・デジタルマンガ専攻・マンガストーリー専攻
学費・・・¥1,347,000(1年次)・¥1,364,000(2年次)・諸費用①②¥281,000〜431,000③¥70,000
日本デザイナー学院①「総合イラストレーション科(3年制)」②「イラストレーション科」③「コミックイラスト科」④「マンガ科」

© Nippon Designers School All rights reserved
公式サイト:https://ndg.ac.jp/
- 個性を引き出してくれる学校が良い
- 渋谷の学校に通いたい
「学校法人呉学園」の、東京でデザインを学べる専門学校です。イラストだけでなくデザイナーとしての技術・知識も身につけられ、幅広い業界で活躍できる技術と心がまえを学べるのが特徴です。
描写に必要な表現方法・技法を基礎からすべて学べる、総合的なカリキュラムが組まれています。
出版社やゲームアプリ制作会社との産学協同にも積極的で、プロの現場に近い場でより実践的なスキルを身につけられます。
所在地・・・渋谷
専攻・コース・・・①総合イラストレーション科(3年制)②イラストレーション科③コミックイラスト科④マンガ科
学費・・・¥180,000(入学金)・¥1,190,000(各年次)
東京デザイン専門学校 ①「イラストレーション科」②「マンガ科」③「アニメーション科」

Copyright ©2019 TOKYO DESIGN ACADEMY. All rights reserved.
公式サイト:https://www.dat.ac.jp/
- 課外講座が多い学校が良い
- 原宿の学校に通いたい
キャラクターデザイン専攻では、商品化を前提としたデザイン課題への取り組みや各種コンペティションへの出品をとおして実務能力を高めます。
最大限現代に合わせる形で、スマホ・タブレットに対応した制作を重視しておりさらに作家性と職能を育成することにも力を入れています。
課題を通してイラストレーターやデザイナーの仕事を体験し、雑貨からゲーム・イラストまで幅のある分野へ対応しています。
所在地・・・原宿
専攻・コース・・・①イラストレーション科②マンガ科③アニメーション科
学費:¥1,280,000(1年次、入学金等込)¥1,100,000(2年次)¥1,100,000(3年次)
バンタンゲームアカデミー ①「イラストレーター専攻」・②「デジタルマンガクリエイター専攻」

COPYRIGHT © VANTAN GAME ACADEMY ALL RIGHTS RESERVED.
公式サイト:https://www.vantan-game.com/index.php
- 講師は現役のプロでないと嫌だ
- KADOKAWA系のコンテンツが好き
生徒に教えてくれる講師陣が、100%現役のプロである点が大きな特徴となっています。
特別な授業として現役のクリエイターを招くわけではなく、通常授業の講師すべてがプロなので
現場に即した技術・知識・考え方などを直接学ぶことができるでしょう。
ビジネスとしてのデザイン力を習得する「商業キャラクターゼミ」や、業界トップの企業と手を組んで行われる「企業連携カリキュラム」など、ほとんどプロのような感覚で学んでいけるのも大きな魅力です。
所在地・・・東京・大阪・名古屋
専攻・コース・・・①イラストレーター専攻②デジタルマンガクリエイター専攻
学費:¥100,000(入学金)¥1,450,000(各年次)
デジタルアーツ東京 ①「イラスト学科」②「コミックイラスト学科」

Copyright © CAREER COLLEGE SUGAWARA-GAKUEN. All rights reserved
公式サイト:https://www.dat.ac.jp/
- 少人数制の学校が良い
- 池袋の学校に通いたい
池袋駅から徒歩3分という立地がウリの、「学校法人菅原学園」の都認可専修学校です。1クラス15~25名の少人数制で、個性にあわせたきめこまかな指導と即戦力を育成する実践的なカリキュラムが特長です。
企業との連携やインターンシップも豊富で、実践的なカリキュラムによりプロになる力を身につけられます。
「高等教育の修学支援新制度」の対象校になっていて、国による給付型支援を受けられます。
所在地・・・池袋
専攻・コース・・・①イラスト専攻・キャラクターデザイン専攻 ②コミックイラスト専攻・マンガ専攻
学費:高校生¥90,000(入学金)・¥1,080,000(各年次)。大学生・短大生・専門学校生用¥830,000(各年次)
HAL (東京・大阪・名古屋) 「アニメ・イラスト学科」(4年制)

©HAL
公式サイト:https://www.hal.ac.jp/
- HALというブランドに興味がある
- 最先端の技術を学びたい
IT・デジタルコンテンツの専門学校で、文科省認定の「職業実践専門課程」を設置しています。
絵を描く基礎画力はもちろん、絵を動かすスキルや3DCG技術などの最先端のデジタル技術を学ぶことができ広告・雑誌等幅広いジャンルで活躍したい人におすすめのイラスト学校です。
就職保証制度があり、就職できない場合には就職が決定するまで学費免除で授業を受けられます。
所在地・・・新宿・梅田・名古屋
専攻・コース・・・イラストレーター専攻・アニメーター専攻
学費・・・¥300,000(入学金)・¥1,353,000(各年次)・諸費用¥34,500~83,000
東京工学院専門学校 ①「マンガコース」②「イラストレーションコース」

Copyright © Technos College. All Rights Reserved.
公式サイト:https://www.technosac.jp/eng/creator/cartoon/
- マンガに強い学校が良い
- 小金井の学校に通いたい
学校法人田中育英会の、25学科60コースある総合学院テクノスカレッジです。基礎からアナログ・デジタルを学べる少人数制授業で、業界の即戦力を目指すカリキュラムと万全の設備サポートが特長です。
インターンシップ制度によりプロの元で経験を積むことも可能で、編集者講評会・展示会等のアピール・アドバイスの機会も充実しています。
「大学コース」では、大学併修学科や教育専攻科に3年次編入し提携大学の各通信教育課程との併修ができます。
所在地・・・小金井
専攻・コース・・・マンガコース・イラストレーションコース
学費・・・¥1,200,000(1年次)・¥1,000,000(2年次)・諸費用¥72,440~
東京コミュニケーションアート専門学校 ①「イラストレーター専攻」・②「マンガ専攻」③「コミックイラスト専攻」

© TOKYO COMMUNICATION ARTS. ALL RIGHTS RESERVED.
公式サイト:https://www.tca.ac.jp/
- 商業デザインに興味がある
- 東京の学校に通いたい
いわゆる商業デザインという方向性に強く、それぞれのクリエイティブ業界との関係が深い事を活用して企業とコラボした企画も頻繁に開催されています。
そのため就職に強いということに自然とつながるのが、やはり大きな売りとなるでしょう。
時間をかけて基礎的要素を学ぶのはもちろん大切ですが、さらに「業界が求めるイラスト」を描くためのスキルも学んでいくことが可能です。
所在地・・・東京
専攻・コース・・・①イラストレーター専攻②マンガ専攻③コミックイラスト専攻・他多数
学費:サイト未記載
迷ったら改めて考えたい、イラスト(デジタル)を将来の仕事にするため専門学校に通う意味とは?

専門的な技術の学べる学校に通う理由は、
- スキルを身につける
- その後の進路につなげていく
- モチベーションを高める
・・・という、3つの目的が主になるでしょう。「専門」である特性をいかし、それぞれに独自のカリキュラムを組んでいる点が専門の学校の強みです。
基礎知識から応用・アナログ/デジタル・最新設備や技術・プロのノウハウ・・・と、幅広い対象から学びたいものを選んで学校を決めていく流れになります。

学校に通うメリット・デメリット


大切なのは学校通いを、あくまでもあなたがこれからプロになるための「手段」のひとつとして考えて利用しつくすことです。
デメリット
- 一定の学費・諸費用はどこでもかかる
- デビュー・プロになれる保証があるわけではない
- 講義のレベル・内容があってない場合がある
- 認可校でない場合、正式な学歴として認められないことも
学校に入って学んで得るものがあるなら、そのために必要なお金や時間の消費はデメリットとはいえないでしょう。
むしろ「学校選び」のむずかしさこそ、重要かもしれません。まずは上でも書きましたが公式サイトなどで幅広く資料を取り寄せて、複数校の内容を照らし合わせながら検討するのが確実です。

メリット
- 好きな専門・ジャンルを選んで集中的に学べる
- プロの指導で、基礎からしっかり学べる
- 学校の施設・設備を利用でき、最新のスキル・ノウハウ・流行を習得できる
- 業界とのつながり、プロの現場との接点が作れる
- インターンシップ制度や企業タイアップにより在学中から業界での仕事にふれられる
- 卒業後のアフターケア・進路サポートがある
- 同じ目標を持つ仲間をつくり、たがいに切磋琢磨できる。
学校に通うと、あなたがこれから仕事としたいジャンルのスキル・テクニックを集中的・実践的に学うことができます。
プロの講師の指導をうけることで、基礎の習得はもちろん今の流行やニーズを業界に近い環境で体感できるのは大きな利点でしょう。
また学校によっては出版社等企業とのタイアップ企画やインターンシップ制度もあるので、就職前から業界との接点を作れることさえあります。

学校選びの補足

学校に入って身につけたいスキルがちゃんと得られるか、就きたい職業への近道になるか・・・は入学後のあなたの「やる気」と「努力」次第でしょう。
イラストにかぎらず技術を学ぶ学校は、専門性があるために学校ごとの特性や形態にかなり差があります。だからこそ学校選びを間違えると、やる気そのものも落ちてしまいかねません。
学習内容・学習環境
あらかじめカリキュラムや講義内容をしらべて、学習レベルがあなた自身にあっているか事前確認しておくことが重要です。
完全な基礎から学びたいのか、特定のスキルだけに集中して身につけたいのか・・・によっても選ぶ学校は変わってきます。
また講師陣の顔ぶれや設備によっても、のぞむスキルの習得効率・モチベーション維持に違いがでてくるでしょう。
就職サポート
その道のプロを目指すひとにとっては、卒業生の就職状況・就活サポート体制は重要なポイントです。
就職率の高さも大切ですが、サイトや資料などで卒業生の就職実績のチェックもしておきましょう。

まとめ

自分が過去に勤めていた絵の仕事の職場で出会った専門学校新卒の人たちは、学生時代に知識や技術を既に学んでいたため入社後も比較的楽に仕事になじめているのが印象的でした。
イラストやマンガなどのような特化した仕事の世界では、広く浅い技術を知っているという要素は重要な武器になるものです。
上司や先輩からの印象も良くなりますし、何より本人自身が働きやすいのは間違いないでしょう。

興味のある学校の案内資料をしっかり吟味して、あなたへのメリットをくらべながら視野広く検討していきましょう!
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