どうも、アートディレクターのハシケン(@conteanime)です。

好きなことで収入を得られたらいいですよね。特に今は感染のこともあって将来が不安だったり、
在宅で可能な収入源や副業を見つけたい人も増えているかと思います。
ということで今回は実際に長年絵を仕事にしてきた立場から、プロにならなくても【描いた絵をお金に変える方法】を3つ紹介します。
- 絵、1枚をお金に変える
- 複数の絵素材でお金を作る
- お金を得るために絵の力を使う
もちろん努力もなしに誰でもすぐなんとかなる・・・なんて話じゃないですが、そもそも手段を知らないと絵でお金を稼ぐこと自体がムダにハードル高く感じてられてしまうはずです。


目次
方法①絵、1枚をお金に変える:目指せる金額¥10,000~¥100,000/月程度

まず1つめの方法は【絵、1枚をお金に変える】ということです。
本格的なプロのイラストレーターになってクライアントから依頼を受けて描いたり、紹介会社に登録して仕事をもらう・・・なんて話じゃありません。

デジタルツールの一般化によってここ十年で【キレイな絵】を描ける人がものすごくふえたことや、AIの発展で素材的なイラストやキャラクターデザインが無限に作れるようになったことで、今後イラストレーターの存在価値自体が相当厳しくなっていくと感じているからです。
ということでそんな時代にお金を稼ぐ方法の1つめとして紹介したいのは、プロとか関係なしにシンプルにあなたの絵を買いたい人に販売していく方法です。

今はネット上に様々なプラットフォームがあって、登録することで絵を使ってだれでも好きなビジネスを始めることができるようになっています。
有名なものだと、テレビCMもやってる『ココナラ』です。
自分の絵のスキルで、商品やサービスを自由に展開していけるプラットフォーム『ココナラ』

© 2012-2020 coconala Inc.
ココナラ公式サイト:https://coconala.com/
ひとりひとりの知識や技術を活かした商品やサービスを自由に展開できるサービスで、例えば絵なら似顔絵やキャラクターデザイン、アイコンやVtuverのモデルなど様々なものがココナラ上では売り買いされています。
プラットフォームを使う一番の利点は、販売システムが整っていることです。

そういったリスクも、きちんとしたシステムのあるプラットフォームを使えば最大限回避できます。

★絵を使って展開している商品例
ココナラ公式サイト:https://coconala.com/
もし興味があったらまずあなたが出したい商品・サービスに近いものを販売している人のページを探して、どのように進めているか参考にすることから始めてみるといいでしょう。

方法②複数の絵素材でお金を作る:目指せる金額¥1,000~¥50,000/月程度

次は2つ目、【複数の絵素材でお金を作る】です。

素材に使えるようなイラストがたくさんあるサイトからユーザーがダウンロードすると、その素材の絵を描いた人にお金が入るシステムです。
描く側は好きなイラストをどんどん作成してプラットフォームにアップしていけば使いたい人が見つけて勝手にダウンロードしてくれるので、絵を売るために自力で集客する必要もありません。

Copyright 2020 – イラストAC All Rights Reserved.
イラストAC公式サイト:https://www.ac-illust.com/
個人が利用できるサイトとしては上のイラストACや、Pixta、ADOBE STOCKなどが有名です。それぞれイラストだけじゃなく、写真や動画素材も扱われています。

またストックイラストは1点だけだと数円とかの世界なので、ある程度の収入が得たいならとにかく数をダウンロードしてもらう必要があります。
でもストックイラストは、1円をかせぐまでの道のりがかなり早いのが大きな魅力です。
絵でお金を稼ぎたいと思った人の障壁は最初の1円を実際に絵で手に入れることですが、そこを乗り越えるにはストックイラストはかなりやりやすいのでハードルが低くおすすめです。
誰にも強制されず好きなペースで好きなものを書いてアップしていけて上手く行けばお金も入ってくるので、興味があったら公式サイトなどで直接確認してみて下さい。
方法③お金を得るために【絵の力】を使う:目指せる金額¥扱う商品・サービスによって大きく変動

最後は3つ目、これまでとは少し毛色が違いますが【お金を得るために絵の力を使う】です。

たとえば絵と関係なく、あなたになにか売りたい商品・サービスがあったとします。それを販売するために、絵の力を活用するという方法です。
イメージ的には、【コンテンツマーケティング】が近いかもしれません。
コンテンツマーケティングとは、ターゲットとなる潜在顧客に関連があり、価値のあるコンテンツを発信することによって新規顧客を惹き付け、最終的には商品やサービスを購入してもらうための戦略的なマーケティングアプローチです。
※HubSpotより引用
TwitterやInstagramなどのSNSやYouTube、ブログなどでイラストや漫画など絵を活用したコンテンツを継続アップしていってフォロワーを増やしていきます。
最初はそれだけですが、そのうち商品をそれとなく紹介したり別途メルマガなどを登録してもらってそちらでセールスを行う・・・といった流れを取るわけです。
売りたい商品を最初から表立って売り込まない、ということがポイントです。そして絵を使えば、他と差別化して人の目を引くことがしやすい大きなメリットがあります。
商品・サービスを売るためにはまず買ってくれそうな人に存在を知ってもらわないと始まりません。
そこを、絵の力を使って一気に詰める手段になります。
またネットをビジネスに使う最大のメリットは、発信している内容が不特定多数相手に届けられることです。これをビジネス用語でレバレッジ、といいます。
ポイント!同じ労力でも、より大きな成果につなげられる商品やサービスのほうが『レバレッジをきかせている』と言えます。たとえば相手が何人でもやること自体は変わらないセミナー講師や、一冊書けば何人相手にでも販売できる出版などがレバレッジの効いたビジネスや商品の代表例です。
①や②との最大の違いは、絵そのものを売るわけではないということです。
逆に言えば『絵の力を使う』のであれば、売る対象は何でもOKです。さらに、絵自体を売ろうとするよりもはるかに大きなお金を得られる可能性だってある手段です。
こういったことを個人的には【絵を武器にする】アクションだと考えています。

まとめ

・・・ということで、今回はプロにならなくても【描いた絵をお金に変えられる】可能性のある3つの方法について紹介しました。
プロのイラストレーターになって本業としてやっていくのは生き残りも大変な時代ですが、副業や副収入的な目線でリスク少なくイラストを活用するのは全然ありでしょう。
特に最後に紹介した【お金を得るために絵の力を使う】ことは、どんな物を売りたいときも使える手段なので今後様々な場面でさらに重要視されていくはずです。

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