どうも、アートディレクターのハシケン(@conteanime)です。

ということでこの記事では絵やイラスト・マンガを描くために必要なパソコンのスペックから2022年の最新PC機種情報まで、実際に長年絵の仕事をしてきたプロ目線もふまえて具体的にわかりやすくお届けします。

目次
イラストや絵を描くパソコンに必要なスペック徹底解説

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機材に関しては著書「ブログx絵xブランディング」でも詳しくまとめてますがあらためてデジタル絵を描くためにPCを新たに選ぶ際、特にスペックで意識すべきポイントは次の5つです。
- モニター・・・フルHD(1980✕1080)以上
- CPU・・・intel core i5以上
- メモリ・・・8GB以上(できたら16GB)
- ストレージ・・・SSD200GB以上(HDDなら1TBが最近の標準)
- グラフィックボード・・・(必須ではないけどあった方が快適)
中でもCPUとメモリは特に重要なので、可能な限り予算をかけておくとストレスのないお絵かきが実現できます。

①絵を描くモニターはなるべく大きく、解像度の高いものを!
小さいモニターで長い間作業してると確実に目が疲れてしまうので、予算やスペースのゆるすかぎり大きなサイズを選んでください。
解像度はフルHD(1980✕1080)以上必須でノートPCなら最低15インチ以上、デスクトップなら21インチ以上のサイズがおすすめです。形は正方形でなく横長ワイドにしましょう。
また液晶モニターには【グレア】【ノングレア】という2種類があります。

上の写真の左端のようにグレアは光沢がありつやつやしていて一見綺麗ですが、絵を描くために長い間凝視して使っているとかなり目にキます。
逆にノングレアはむだな光沢がない分、パッと見の鮮やかさこそないですが目への負担は少なめなので絵を描く際に向いています。
②お絵かきパソコンのCPUはcore i5以上が基本!

メモリーとは、データを記憶する部品のことです。英語でmemoryとは記憶を意味します。データやプログラムを 一時的に記憶する部品で、コンピューターでは 主記憶を担当します。
※パソコン初心者講座より引用
intel core i5以上が、現在PCでデジタル絵を描く上でのCPUの標準レベルです。
CPUの性能が低いとどうしてもパソコンの処理速度が落ちてしまいます。ソフトの処理が進まなかったり、描いた絵の加工がなかなか実行されないとストレスの原因になりかねません。
ただ、ほかとくらべて安価だからといってCeleronのCPUが入ったパソコンを買うのはやめておきましょう。快適に描く作業とはかなり遠い結果になってしまいます。

③デジタルお絵かき用のメモリは最低でも8GB満たして!

CPUそのものは小さいのですが、その働きはパソコン随一です。そのためCPUの性能は、パソコンの性能や価格に大きく関わってきます。
※パソコン初心者講座より引用
最低4GB、できれば8GB、なるべく16GB・・・そんなわかりやすいイメージでOKです。メモリは純粋に数が多いのが正義なので、可能な範囲で増やしておくといいでしょう。
④ストレージの容量はなるべく余裕を持っておこう!

ハードディスクとは、パソコンのデータを保存する部品です。パソコン以外でも外付けのハードディスク、ネットワークディスク、サーバー、家電のHDDレコーダー、ゲーム機などで幅広く使われています。
※パソコン初心者講座より引用
データを記録する「ストレージ」は長年HDD(ハードディスク)が一般的でしたが、最近はメインにSSDを使うPCも増えています。

⑤あると嬉しいグラフィックボード

グラフィックボードとは、映像関連の計算処理を行う『GPU』が取り付けられた、3D映像や高解像度な映像の出力を得意としたPCパーツです。よく混同しがちですが、グラボとGPUは別物。
※だらメモろぐより引用
このページに出てくるアイキャッチイラストのようなカンタンな絵ならそこまで気にしなくてもいいですが、サイズの大きなイラストや緻密なマンガ原稿だとグラフィックボードがあるとないとでは露骨に作業効率が違ってきます。

絵を描くなら基本的にはノートよりデスクトップPCがおすすめ!

アイキャッチイラストサンプル
ここ数年の間に発売されたPCであれば、上のアイキャッチ程度のカンタンなイラストはノートでもデスクトップでも問題なく描けると思って大丈夫です。
ただし『作業領域』という要素があります。基本的にデジタルで絵を描く時の液晶画面は、大きければ大きいほど作業効率が比例して向上します。
逆に物理的にモニターが狭いとどうしても描く時に拡大・縮小操作を繰り返すので、効率悪い状況が生じてしまいます。絵の資料をウィンドウで一緒に開きたいときも、画面が狭いと困難でしょう。
ノートでも絵は描けますが、携帯性や機材スペースのことを除けばお絵かき環境として快適に絵を描けるのはプロの目から見ても間違いなくデスクトップです。

- 10インチ…絵を描くのは基本的に厳しいです・・・
- 13インチ…持ち運ぶならこのくらいが標準、でも本気で絵を描くなら少し狭さを感じるかも?
- 15インチ…重くなるので家使用ならという感じ、このくらいのサイズなら絵も割と描きやすい
- 17インチ…携帯性は諦めたほうが無難、絵を描く広さ的には十分
快適にイラストや絵が描けるパソコンをなるべく安く手にいれたいなら、必ず「クリエイターPC」から検討しよう

結論から言うと、絵を描く理想的なスペック&金額のパソコンを近所の大型電気店で見つけるのは意外と難しいかもしれません。
さらにいらないソフトが多く入っていると、せっかくのパソコン動作の快適さまで損なってしまいます。
ムダな出費で後悔しないためにもぜひ知っておいてほしいのが、『クリエイター向けのパソコン』という存在です。

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マウスコンピューター公式サイト:https://www.mouse-jp.co.jp/
クリエイター向けのPCはテレビCMもやっている上の「マウスコンピューター」などが特に有名ですが、基本的にイラストレーターや漫画家・映像編集などプロのクリエイター的な仕事をしている人向けにネット上だけで限定的に販売されているパソコンです。
とはいえ別に小難しいものではなく不要なソフトを省きネット販売で人件費を下げることで値段を安くし、かつ絵やムービー制作に求められる高いスペックを実現したパソコンになります。
販売サイト上で好きなパソコン機種を選んで『カスタマイズ・お見積り』に進むとCPUやメモリなどパーツごとに自由なグレードアップもできます。合計額が画面下にリアルタイムで表示されるので、予算に応じた調整もカンタンです。

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自分もマウスのPCを使っています
いらないソフトやパーツを避けながらひとりひとりの予算とスペックごとに最適な構成を選べるため、近所の電気店で同スペックの有名メーカー製パソコンを買うよりも『クリエイターPC』の方がほとんどの場合かなり安くできます。その分長めの保証にお金をかけても予算が余るレベルです。

イラストやデジタルお絵描きがストレスなく楽しめる、2022年最新のおすすめデスクトップPC&ノートPC機種情報4選

当サイト主催のイラスト講座の様子です
あらためて、現時点でデジタルお絵描きを問題なく快適にできるパソコンに必要なスペックは以下のようなレベルです。
- モニター・・・フルHD(1980✕1080)以上
- CPU・・・intel core i5以上
- メモリ・・・8GB以上(できたら16GB)
- ストレージ・・・SSD200GB以上(HDDなら1TB)
パソコンは高いスペックであるほど描いたり映像編集したり3Dを扱うなど、何するにしても快適になります。とはいえやみくもにお金をかけられないので、多くの場合10~20万円内でいいスペックの機種を探すことになるでしょう。
そしてパソコン選びで後悔しないコツは、やりたいことに要求されるスペックを多少でも上回っておくことです。ギリギリの状態だと余裕がないときもあるので、予算との兼ね合いで可能なレベルまで高めておけると購入後も長く安心して使っていけます。
以下では絵を描くためのスペックを問題なく満たしていて使いやすいマウスコンピューターの最新機種をスペック表とレビュー付きでいくつか紹介しておくので、悩んだときの参考にしてください。
①ノートの中でも群を抜いて軽い、どこでも持ち運んでお絵描きできる安心スペックのノートPC
DAIV 4P


OS | Windows 11 Home 64ビット |
---|---|
CPU | インテル® Core™ i7-1165G7 プロセッサー |
グラフィックス | インテル® Iris® Xe グラフィックス |
メモリ | 16GB (8GB×2 / デュアルチャネル) |
ストレージ | 512GB (NVMe) SSD |
モニタ | 14.0型 WUXGAノングレア(LEDバックライト) |
価格 | 7/6まで期間限定10,000円OFFセール中⇒ 159,800円(税抜145,273円)~ |
本体重量985gと驚異の1kg未満を実現した、軽くてコンパクトなノートPCです。その分画面サイズは広くはないですが、このサイズ感と重さであればカバンに入れてどんな出先にでも持ち運んで使えるでしょう。
絵を描く上では画面は広いに越したことないですが、緻密すぎるで絵でなければこのサイズでも楽しめるでしょう。しかもスペックも必要基準を余裕で満たしています。ノートPCだしとにかく携帯性を重視しつつお絵かきにも使いたい、そんなときにおすすめの機種です。
②ちょうどいいサイズ感で描きだせる、高スペックでもセール中でお手頃な最新ノートPC
mouse K5(プレミアムモデル)


OS | Windows 11 Home 64ビット |
---|---|
CPU | インテル® Core™ i7-10750H プロセッサー |
グラフィックス | NVIDIA® GeForce® MX350 |
メモリ | 32GB (16GB×2 / デュアルチャネル) |
ストレージ | 512GB (NVMe対応)SSD + 1TB HDD |
モニタ | 15.6型 液晶パネル (ノングレア) |
価格 | 7/6まで期間限定15,980円OFFセール中⇒ 137,800円(税抜125,273円)~ |
ノートとしてジャストフィットなサイズで描いていける、高スペックのノートPCです。スペックがかなりいい上に現在期間限定のセールが実施中で普段より15,000円以上も安くなっているので、手軽にノートで絵を描き始めたいときでもちょうどいいでしょう。
15.6インチあれば普通に絵を描く上で特に問題なく使っていけるはずです。持ち運びできないほど重いわけではないので、絵以外の用途として持ち出したいときでも使えるでしょう。
③家でじっくり絵を描いていける、高スペックのデスクトップ型クリエイターPC
DAIV Z3(プレミアムモデル)


OS | Windows 11 Home 64ビット |
---|---|
CPU | インテル® Core™ i7-12700F プロセッサー |
グラフィックス | GeForce® GTX 1650 (GDDR6版) |
メモリ | 32GB (16GB×2 / デュアルチャネル) |
ストレージ | 512GB SSD + 1TB HDD |
価格 | 7/6まで期間限定15,000円OFFセール中⇒ 184,800円(税抜168,000円)~ |
デスクで落ち着いてデジタルお絵かきを楽しめる、値段の割にスペックの非常に充実したデスクトップクリエイターPCです。メモリも32GBあるので、どんな作業をしていても動作がもたついてイライラさせられることも少なくすみます。
次の④同様この『DAIV』という機種はマウスコンピューターの誇るクリエイターPCブランドで、絵を描いたり映像編集したい時もソフトとの動作確認が済んでいて安心です。値段的にもコスパがかなり優れていて、これほどのスペックならゲームや動画編集だって存分に楽しめるでしょう。
④ストレス無縁で使っていける、なんでも楽しめる高スペックなデスクトップ型クリエイターPC
DAIV A7


OS | Windows 11 Home 64ビット |
---|---|
CPU | AMD Ryzen™ 5 5600X プロセッサー |
グラフィックス | GeForce RTX™ 3060 |
メモリ | 32GB (16GB×2 / デュアルチャネル) |
ストレージ | 512GB SSD +2TB HDD |
価格 | 238,900円(税抜217,182円)~ |
ストレスなく快適にお絵描きできるクリエイターPCです。スペックもこれだけあれば、絵を描いてて困ることはほぼありえないでしょう。むしろ絵を描くためだけのパソコンなら、ここまでの機種を選ぶとオーバースペック気味かも・・・?
グラフィックボードも絵を描くには十分すぎる性能で、絵だけでなくゲームやYouTubeの動画編集などもバリバリやっていけます。絵を含めて、デジタル関連を存分に楽しみたい人におすすめです。

イラスト・漫画向けのパソコン選びで間違わない3つのコツ

悩みそうなときのために、パソコン選択時に気をつけてほしい点を3つまとめておきます。
事前に予算を決めて検討しよう!
クリエイター向けのパソコンはパーツごとに選べるのでいいものを選びがちですが、絵が目的なら3Dゲームが快適にできるほどの過剰なハイスペックPCにする必要はありません。

機材に関しては著書「ブログx絵xブランディング」でも詳しくまとめてますが、目的と予算を重視しながら後悔のないように検討を進めていきましょう。
やりたいことに推奨されるPCスペックは、余裕を持って満たそう!
人気の『クリップスタジオ』など絵を描くペイントソフトによっても、必要なパソコンのスペックは変わります。イラストやマンガを描くだけじゃなく、せっかくPCを買うんだからゲームも・・・なんて場合はより高いスペックが必要です。
やりたいことが明確な場合は、推奨されるスペックをおさえた上でそれをほんの少し超えるくらいのスペックを持つ機種で考えるのがコツです。
★『クリスタ』を使うために必要なパソコンスペックを確認したいときは、クリスタを使うパソコンのおすすめスペックと機種の選び方が参考になります。
★またゲームとイラスト・漫画をどちらも楽しみたいときは、ゲームできてクリスタでイラスト・マンガも描けるゲーミングPCが参考になります。
不要なソフトや商品はなるべく買わないことが、損をしない鉄則!
上の方でも少し書きましたが、大型電気店や通販で有名メーカーのパソコンを買う時はどうしたって不要なソフトが多くついているものです。
でも『クリエイターPC』であればそもそもいらないものはカスタマイズではずせますし、マウスやキーボードも手元にあるならあえて買う必要はありません。
悩んだときに、イラストや絵を描く機材の選び方のポイント

ここではパソコンを含めてこれからデジタルでイラストや漫画を描く機材を選ぶためのポイントを、くわしくまとめて紹介します。
①デジタルであなたがやりたいことに適した環境は?
デジタル機材を考える上でとにかく大事なのは、あなたがデジタルで何をしたいかです。
- イラスト?
- 漫画?
- アニメーション?
- 3DもつかったCG系?
- ・・・・・・etc.
後者のほうであればノートでやるのはキツイ状況もありえます、逆にどこにでも持ち運ぶことが最優先になることだってあるでしょう。
まずはあなたが何を、どんな状況でやりたいかイメージを固めることから始めて下さい。
そして現在デジタルでイラストやマンガを描く場合、次のような3種の組み合わせで描くことが多くなっています。
- 家で決まったデスクで落ち着いて描いていきたい・・・デスクトップPC+ペンタブ(板タブor液タブ)+ペイントソフト
- 家&出先で、基本的に机に向かって描きたい・・・ノートPC+ペンタブ(板タブor液タブ)+ペイントソフト
- 持ち運んだり寝っ転がったり自由な体勢で描きたい・・・iPadなどのタブレット(orスマホ)+タッチペン+アプリ
あなたの描きたいシチュエーションや、予算によっても用意すべき機材はまったく変わってきます。

必要な場合にだけ確認してください♪
②ペイントソフトを選ぶポイント
人気お絵描きソフトの『クリスタ(クリップスタジオペイント)』は過剰なスペックを要求するソフトではないので、ここ数年内に発売されたパソコンなら基本的に動きます。
ただしパソコンのスペックが高いか低いかはお絵描きのストレスの大きさや快適さにダイレクトに影響するので、余裕あるレベルを満たしているかどうかが需要です。
クリスタを動かすために最低限必要なスペック
公式の内容を参考にすると、クリスタを動かすために最低限必要なスペックは次のようなものです。
- モニタ・・・XGA (1024×768) 以上、ハイカラー (16Bit、65536色) 以上必須
- CPU・・・Intel製CPU、OpenGL 2.1に対応したGPU
- メモリ・・・2GB以上必須
- ストレージ・・・3GB以上必須
・・・ただしこれはあくまで動かすための最低限のレベルなので、ギリギリこのスペックを満たしてるPCだとクリスタで描いてても何かするたび動作が重くなり相当なストレスがたまってしまうでしょう。
クリスタを快適に動かせるスペック


上でも登場した画像ですが、結局このスペックを満たしているパソコンであればスムーズにクリスタで絵が描けると考えて大丈夫です。
これをベースにしてさらに膨大な漫画データを扱ったりアニメーションもするなどより高度な作業をするならスペックのレベルをさらに引き上げて、そうでなければ最低このくらいは満たしておけばいいでしょう。
ちなみにクリスタは値段と機能の異なる2種類のソフトがありますが、デジタルの初心者さんだったりイラストだけに使うならお手頃価格の『CLIP STUDIO PAINT PRO(プロ)』で充分です。

逆に将来的にコマ漫画やアニメにも挑戦したい、せっかくだしクリスタの便利機能をフル活用したいなら上位版の『CLIP STUDIO PAINT EX(イーエックス)』にしておきましょう。
漫画を見開きページで管理できる機能以外にプロ向けアニメ制作機能までついているので、一般的にデジタル絵でやりたいことのほとんどがこれ一本でできてしまいます。


★ペイントソフトについてもっと詳しく知りたいときは、人気のお絵描きペイントソフト徹底比較21選を参照して下さい。
③ペンタブを選ぶポイント

デジタルで絵を描くための鉛筆とノート的な道具で、「ペンタブ」と略すのが一般的です。
基本的には、圧倒的シェアを誇るWACOM社製の商品で予算に合うものを買えば問題ありません。初心者のうちは、1万円前後の板状タブレット(「板タブ」と略します)から始めるといいでしょう。
下は、プロ仕様の板タブです。
またタブレットは板状のもの以外に、液晶タブレットという液晶画面に直接描くタイプ(「液タブ」と略します)もあります。
板タブは手元を見ずに目の前のPC画面を見ながら描きますが、液タブは画面にそのまま描きこむというアナログ的な感覚なので板タブよりデジタルに慣れるまでの時間が短くすむ効果があります。

※講座で液タブを利用していた参加者様
④モニタを選ぶポイント
デスクトップパソコンのモニターは別売りのことも多いので、家にないなら購入時に合わせて選びましょう。
デスクトップなら21インチ以上でワイド、ノートなら15以上が絵を描く上で快適に使える最低基準の環境になります。
また【デュアルモニター(ディスプレイ)】と言って2画面3画面並べて使う人も多くいます。

↑参考:自分は絵が仕事なので3画面使ってます
しつこいようですが絵を描くときの画面は広く、多ければ多いほど快適に使えるわけです。

⑤タブレットを選ぶポイント
今回のタイトルとは少しそれた話ですが、現在はiPadなどタブレットでお絵描きする人も増えています。

講座にお持ちの方も大勢いらっしゃいました
タブレットはノートパソコン以上に携帯性が高く人気ですが、画面がノートパソコンよりさらに小さくなる点は意識しておくべきでしょう。

▼デジタルで必要なものをもっと詳しく知りたい場合はこちら
デジタルイラストを始める時に必要なものや道具を絵のプロ目線で解説
ノートPCとデスクトップ、それぞれのメリット・デメリット

さいごに、ノートとデスクトップで絵を描くメリット・デメリットをあらためてまとめておきます。買って後悔しないように、しっかり確認しておいてください。
イラスト・漫画作成でノートPCを使うメリット
- 持ち運んで好きなとこで絵が描ける
- 寝っ転がっても使える
- スペースがデスクトップより少なくて済む
イラスト・漫画作成にノートPCを使うデメリット
- 画面サイズと解像度に一定の上限がある
- 大きくなると重さが増え、携帯性が損なわれる
- デスクトップより拡張性が低い
イラスト・漫画作成にデスクトップPCを使うメリット
- 画面が大きく、複数モニターも可能
- 購入後にスペックを増やすこともしやすい
- 端子が多く色々接続できる
イラスト・漫画作成にデスクトップPCを使うデメリット
- 机が必須
- ノートよりも場所を取る
- 処分がノートより手間
まとめ

パソコンはどうしても悩むものですが、クリエイター向けパソコンのような絵を描くことに特化した存在を選べば意外とシンプルです。
くれぐれも電気店で店員さんに言われるがままに、ムダなソフトや機能をたくさん載せた割高のパソコンをつかんでしまわないよう気をつけてください。

▼次はこちら!
イラスト通信講座おすすめ20選!デジタル初心者こそオンラインで上手くなろう