どうも、アートディレクターのハシケン(@conteanime)です。

当サイトではイラストやデジタルの初心者さんに向けてさまざまなノウハウをお伝えしてますが、感染が広がるまでは定期的にデジタルイラスト一日講座も開催していたんです。

2021年2月現在は開催自粛中・・・;;;
過去20回以上開催しましたが、毎回これから絵を描いていきたい30歳前から60歳超という幅広いご年齢の方々に多く集まっていただいてました。
ということで今回の記事では大人になってから絵を描きたいと思って始める時に、どのように進めたらスムーズに上達していけるかを実際のイラスト講師目線でわかりやすくお伝えします。
目次
大人になってから絵を描くときの3つの注意点


今回は、とくに目立つ要素を3つ取り上げて紹介します。
人に教わる時にプライドが邪魔をする
新たな知識や技術を身につけたいと思ったときは、その道に詳しい人に教わったりアドバイスをもらいながら改善していくことがもっともムダな遠回りをせず上達していける近道です。
ですが、歳を重ねてきたせいで誰かにいまさら教わることがちょっとしにくい・・・という人も少なくはないでしょう。

独学だけで頑張るのもいいですが、どうしても成長が遠回りになりがちです。少しでも早くうまくなりたいときは、学びの姿勢も大事にしてみてください。
時間が作りにくい

仕事終わりの夜や休みの日に時間を作って描くことになるでしょうが、一人で描く上だけならそれでもいいですが上手くなるために誰かに教わるなら時間が取りにくい状態だとけっこう大変かもしれません。
そんな時に便利な手段として、現在は家にいたまま在宅で好きな時間に利用できるイラスト講座というものもあります。
感染対策のこともあって最近はオンラインでかなり充実した内容の講座も増えてきています。
★講座についてより詳しく知りたいときは、イラスト通信講座おすすめ19選!初心者こそオンラインで上手くなろうも参考にしてみてください。
継続がしにくい
仕事で忙しい、時間が取りにくい人は趣味を続けるのが難しいばあいも多いでしょう。
もちろんムリをして続けることはないですが、ある程度ちゃんと絵を描けるようになりたいならどうしても継続して描いていく時間も必要となります。
上手く継続させるためには、絵を上手くなってその先に何をしたいかという目標を設定しておくのもいいかもしれません。

絵の上達につながる3つの要素

ここからは、絵を描いていって確実に上達していくために大事な3つの要素についてまとめます。
好きな絵を真似しよう!
絵の上達には、上手い人の絵を真似することが欠かせません。
見て描く模写でもいいですし、透かしてうつしとる写し絵でもいいでしょう。あなたが好きだと思う絵、将来なってみたいと感じる絵柄があればどんどん真似をしていってくださいい。
そして真似をするときにはぜひ、考えながら描くということも大事にしてください。
上手い人が一体何を考えながら描いているのか、パーツごとにどんな理屈付けが裏にあるのか・・・など想像しながら描いていくと絵を描くために必要な考え方が次第に備わっていって画力向上にもつながっていくでしょう。
★考えながら描くことについては、絵が上手くなる方法をイラスト監修アートディレクターが伝授!が参考になります。
最後まで描き終えよう!

苦手な部分に差し掛かったり、描いてて飽きてやめることも少なくないと思いますが最後まで絵を描き終えるのも非常に重要です。
そうすることで苦手な部分があっても頑張って描くしかなくなりますし、そもそも嫌なものを避けていてはなかなか上達なんてできないものです。
苦手と感じる部分こそ集中的に描きまくって乗り越えることこそ、絵の上達の鍵となるでしょう。
人の感想を聞いてみよう!
自分の絵というのは多くの人が好きでしょうが、第三者目線でなかなか見えにくいので上手くなるには他の人の目を通して見てもらうことが意外と重要になります。
積極的にSNSや投稿サイトなども使って、あなたの描いた絵をどんどん人の目にさらしていきましょう。
なかには気に入らない意見が来てしまうこともあるでしょうが、多くの人はあなたにとって自信や上達のヒントをくれるはずです。

いっそ早めにデジタルで描いてみよう!


デジタルでお絵描きというと基本的にパソコンやお絵描きソフトも必要なのでハードルが高そうですが、最初の手順さえしっかり理解すればそこまで難しいものではありません。
最初に紹介した当サイト主催の一日クリスタ講座も、ペイントソフトの使い方がわからないデジタル初心者さんたち150人以上にこれまでお越しいただいてソフトの使い方を覚えてもらっています。

またデジタルは絵を描くうえでの便利機能が無数にあるため、アナログで描く絵よりもバランス調整がカンタンだったり修正もしやすいので実際アナログより絵が上手くなる人も相当数います。

まとめ

大人になってから新しいことにチャレンジして習得するというのは、若い子供の頃よりも基本的にはるかに時間がかかるものです。
でも、自分自身が取り組む姿勢や視野・感情を柔軟にしておくことでまだまだこれからいくらでも新しい要素を吸収して成長していけるはずです。

年令を重ねても好きなことを学ぼうという姿勢は講師を務めている若輩者から見ても眩しい姿ですし、自分が年をとってもそうありたい・・・と強く感じさせられたものです。
自分のやりたいこと、やれることに自分自身でストッパーを掛けてしまってはそれ以上の成長や発展はもうのぞめなくなります。

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