漫画を描くパソコンのおすすめスペックと最新機種情報まとめ【2024年最新版】

漫画を描くためのパソコン スペック 絵を描く!

 

どうも、元ゲームイラストアートディレクターのハシケン(@conteanime)です。

 

マンガをパソコン等のデジタル環境で描く人は年々増えていますが、目一杯楽しむなら快適にマンガが描けるPCスペックも知っておきたいところです。

 

必要なスペックを満たしてないパソコンを選んでしまうと、漫画を描いててイチイチ動作がもたついてストレスばかり溜まってしまうことにつながりかねません。

 

デジ絵ワークショップ

★当サイトで主催していたイラスト講座の様子

 

ハシケン
昔主催してたイラスト講座でも、パソコンをどう選べばいいかわからず悩んだ・・・って声は参加者さんからよくもらってたんですよね;

 

ということでこの記事ではデジタルで漫画を快適に描くために必要なパソコンスペックからおすすめの最新機種情報まで、長年絵を仕事にしてきたプロの目線も交えて紹介します。

 

ハシケン
快適に使えるレベルやパソコンの選び方のコツを知って、楽しくデジタルで漫画を描いていきましょう!

 

目次

デジタルで漫画をスムーズに描けるパソコンスペックと要注意点

イラスト 絵を描く パソコン おすすめ スペック

 

現時点でデジタルで漫画作成を行うために最低限必要なパソコンスペックは、このようなレベルになります。

 

  • モニター・・・フルHD(1980✕1080)以上 ※正方形より横長ワイドが使いやすい
  • CPU・・・intel core i5以上
  • メモリ・・・8GB以上
  • ストレージ・・・最低50GB以上※容量はクラウドが使えるならあまり気にしなくてもOK、またHDD(ハードディスク)よりSSDのほうがソフトの起動速度が早くなる
  • グラフィックボード・・・必須ではないが、あると3D機能などがよりスムーズに

 

ハシケン
このスペックを満たしていればたしかに漫画は描けるんですが、注意してほしい点もあるんです!

 

それはデジタルで快適にストレスなく漫画を描こうと思ったら、通常求められるスペックより多少上のレベルにしておくのが鉄則ということです。

 

要求されるスペックそのままだといざページ・コマ数の多い漫画を描こうとしたとき、PCの処理がもたついてイライラする状況が頻出するかもしれません。特に漫画はイラスト以上に人によって理想の環境がバラバラなので、可能ならなるべく高い水準に合わせておいたほうが安全です。

 

ハシケン
キャラのあたりに使えて便利な「クリスタ」の3Dデッサン人形も、スペックがギリギリなせいで動作モタモタしたらイライラして使い物になりません💦

 

クリスタ 3Dデッサン人形 操作方法

★YouTube【ハシケンちゃんねる】より

 

 

なのでこれからなるべくストレスなく漫画作成していきたいなら、上でまとめたスペックをベースとしつつ予算の許す範囲で少し高めのスペックをめざすのが楽しく快適に描いていけるコツになります。

 

ハシケン
デジタル機材にはなるべくあそび(余裕・バッファ)を持っておこう、ってことですね♪

 

快適にデジタルで漫画が描ける、最新のおすすめパソコン機種4選


デジタル コミュニティ 

 

ここでは例として必要なスペックを十分満たしてマンガ作成をスムーズに楽しんでいける最新パソコンを4機種紹介するので、悩んだ時の参考にしてください。

 

機種を選ぶとカスタマイズ画面でメモリやストレージなどをより良く変更することもできますが、特に必要なければそのままで問題ありません。

 

①不安少なくデジタル漫画が描きだせる、標準スペックのデスクトップPC

mouse MH-I5U01

公式サイト:https://www.mouse-jp.co.jp/store/g/mouse-mh

 

OSWindows 11 Home 64ビット
CPUインテル® Core™ i5-14400 プロセッサー
グラフィックスインテル® UHD グラフィックス 730
メモリ16GB (8GB×2 / デュアルチャネル)
ストレージ500GB (NVMe Gen4×4)
価格134,800円(税抜122,545円)~

 

安定したスペックの割に通常価格10万円代と限界まで価格がおさえられたデスクトップ型パソコンで、デジタルで生じるストレスやコストもおさえながら漫画作成が始められます。

 

最低限このくらいのレベルの機種を買っておけば、購入後ある程度問題なく使っていけると考えてください。通常別売りとなるキーボードやマウスも最初からついているので、今から初めてマンガを描いていきたい人の最初の一台としてもちょうどいいくらいでしょう。

 

 

 

②漫画以外にもやりたいことがなんでも楽しめる、優秀スペックのデスクトップ型PC

mouse SH-I7U01

公式サイト:https://www.mouse-jp.co.jp/store/g/mouse-sh

 

OSWindows 11 Home 64ビット
CPUインテル® Core™ i7-14700 プロセッサー
グラフィックスインテル® UHD グラフィックス 770
メモリ16GB (8GB×2 / デュアルチャネル)
ストレージ500GB (NVMe Gen4×4)
価格169,800円(税抜154,364円)~

 

シンプルな絵を描くだけなら十分なスペックで、高品質なデザインやYouTubeなどの動画編集でも使っていけるレベルです。その分①よりは値段が上がりますが、ここまでの機種を選んでおけば処理速度などでストレスを感じることも少なく安心して使っていけるでしょう。

 

①と比べた時の一番大きな違いはCPUとグラフィックスの性能なので、予算との兼ね合いも大事にしつつどのくらい快適な環境で漫画を描きたいかを基準に考えて下さい。ちなみにクリスタの3D素材などを漫画の参考にガンガン使うつもりなら、グラフィックボード(グラフィックス)の性能は高いに越したことありません。

 

 

 

③お手頃価格なのに良スペック、画面広々どこでもデジタル漫画作成が楽しめるノートPC

mouse F7-I5I01BK-B

公式サイト:https://www.mouse-jp.co.jp/store/g/gmouse-f7-i5i01bk-b

 

OSWindows 11 Home 64ビット
CPUインテル® Core™ i5-1235U プロセッサー
グラフィックスインテル® Iris® Xe グラフィックス
メモリ32GB (16GB×2 / デュアルチャネル)
ストレージ1TB (NVMe)
モニタ17.3型液晶パネル(ノングレア)
価格139,800円(税抜125,820円)~

4/10まで期間限定セール10,000円OFF⇒129,800円(税抜118,000円)~

 

ノートPCの平均サイズは15インチ前後ですが、この機種は17.3インチとかなりの広さがあるのでノートでもわりと余裕のある状態でゆったりお絵かきが楽しめます。クリスタなどの絵を描くソフトを開き、別ウィンドウに絵の資料を出したりYouTubeなどの動画を見ながら漫画を描くこともできるでしょう。

 

メモリ32GB&ストレージ1TBと十分なスペックの割に値段が通常13万円台と非常にコスパのすぐれた機種なので、ノートで家の好きな場所で気楽にデジタルお絵描きを始めたい人にとってもちょうどいい一台になってくれるんじゃないでしょうか。

 

 

 

④漫画以外もなんだってめいっぱい楽しめる、コスパ良すぎのハイスペックゲーミングPC

NEXTGEAR J6-A5G60GN-A

公式サイト:https://www.mouse-jp.co.jp/store/g/gngear

 

OSWindows 11 Home 64ビット
CPUAMD Ryzen™ 5 7535HS プロセッサー
グラフィックスGeForce RTX™ 4060 Laptop GPU
メモリ32GB (16GB×2 / デュアルチャネル)
ストレージ1TB (NVMe Gen4×4)
モニタ16型 液晶パネル (ノングレア / 165Hz対応)
価格164,800円(税抜149,819円)~

 

こちらも16インチと割と画面が広めの、ゲーミングPCというゲームに特化したノートパソコンです。ゲームに強いということはグラフィックス部分が強いということなので、絵を描く時の3D素材もガンガン快適に使えます。しかもこのスペックで通常価格16万円台は、グラフィックスやメモリからしても完全に破格です。

 

このレベルのパソコンなら漫画以外の最新ゲームや細かい動画編集・大型のデザインなど、どんな作業でも快適に楽しめるでしょう。スペックの良さとコストパフォーマンスを両立したマンガ制作用のノートPCを探しているなら、今これ以上の機種はちょっと見つからないかもしれません。

 

 

 

ポイント!もっと多くのパソコンからご自身で探したいときは、上記販売サイトの『最新セール商品』『目玉商品』紹介ページ等も参照してください。

 

デジタル漫画作成なら基本的にノートよりデスクトップPCがおすすめ!

アイキャッチイラスト

 

このアイキャッチ程度の絵やマンガであれば、ノートでもデスクトップでも問題なく描けると思って大丈夫です。

 

ただし『作業領域』という要素があります。基本的にデジタルで絵を描く時の液晶画面は、大きければ大きいほど作業効率が比例して向上します。

 

物理的にモニターが狭いとどうしても描く時に拡大・縮小操作を繰り返すので、効率悪い状況が生じてしまいます。漫画の資料をウィンドウで一緒に開きたいときも、画面が狭いと困難でしょう。

 

ノートPCでも漫画自体はあるていど描けますが、携帯性や機材スペースを除けばお絵かき環境として快適に漫画を描いていけるのは間違いなくデスクトップです

 

【★ノートPCを検討したい時の参考】

  • 10インチ…漫画を描くのは基本的に厳しい
  • 13インチ…持ち運ぶならこのくらいがラク、ただ本気で漫画を描くには手狭
  • 15インチ…少し重くなるので持ち出すなら良いカバンで、このサイズなら漫画もまあ描ける
  • 17インチ…大きい分重いので家限定で使いたい、マンガを描く広さとしても大丈夫

 

ハシケン
ただサイズの好みやパソコン用途には個人差があるので、用意しやすい環境で始めてみて手狭になったら変える流れでも大丈夫ですよ!

 

漫画を描くパソコンをコスパよく手に入れたいなら『BTOパソコン』から考えるのが鉄則!

漫画を描く クリエイターPC

 

実は、漫画を描くパソコンをいわゆる大型電気店で選ぶのはあまりおすすめしません。

 

電気店のパソコンは有名メーカー製品が多く人件費もかかるため値段が上がるうえ、不要なソフトもインストールされていてムダに高くなりがちです。でも絵を描くパソコンにメーカーは関係ないですし、絵と無関係のソフトはそもそも不要でしょう。

 

快適にマンガが描けるパソコンをなるべくコスパよく手にいれたいなら、電気店じゃなく必ず『BTOパソコン』から検討するようにしてください。

 

DAIV マウスコンピューター

Copyright © MouseComputer CO.,LTD. All Rights Reserved.

マウスコンピューター公式サイト:https://www.mouse-jp.co.jp/

 

『BTOパソコン』はマツコ・デラックスさんがテレビCMもやっていた上の「マウスコンピューター」などが特に有名ですが、ネット上で限定販売されているパソコンのことです。

 

実はイラストレーターや漫画家・デザイン・映像編集などプロのクリエイター的な仕事をしている人の大半がBTOパソコンを使っています、もちろん趣味で本格的に描いてる多くの人も同様です。

 

絵やデザインに特化したBTOパソコンを一般的に『クリエイターPC』、ゲームプレイを主目的としたBTOをゲーミングPCと呼びます

 

とはいえ何も難しいものじゃなく不要なソフトを除きネット販売で人件費を減らすことで代金を安くし、そのぶん絵やムービー制作に望まれる高いスペックを実現しているだけです。OSもWindowsで、普通のパソコンと使い勝手は何も変わりません。

 

Copyright © MouseComputer CO.,LTD. All Rights Reserved.

 

公式サイト上で好きな機種を選んで『カスタマイズ・お見積り』に進むと、CPUやメモリなどパーツごとの変更もできます。合計額が画面下にリアルタイムで表示されるので、予算にあわせた調整もカンタンです。

 

いらないものを回避しつつ個人個人の好きなスペックに調整できるため、電気店の大手メーカー製PCよりいいスペックを構成しつつ値段をおさえることが可能となっています。

 

新しく買ったパソコン

↑実は自分もマウスのPCを使ってます

 

 

モノにもよりますが似たスペックの機種で電気店で買うよりも平均3~5万ほどは安くできるので、マンガ用のパソコンを探すときは必ず最初にBTOから検討するようにして下さい。

 

ハシケン
ちなみに上の方で紹介してたPCがまさにマウスコンピューターの最新BTOパソコンだったので、興味があれば詳細を確認してみてください

 

 

スペックで特に重要な3要素

パソコンで漫画を描く スペック

 

パソコンはスペックの差によって、使用時の快適さや値段がまったく変わってきます。

 

ハシケン
そして漫画を描くパソコンを探すときに特に意識してほしいのが、次の3つの要素になります!

 

『モニタ』と『メモリ』と『SSD』

 

まずモニタ(パソコンの画面)ですが、マンガを描くなら広いに越したことはありません。基本的に正方形よりも長方形の方がおすすめです。

 

デスクトップなら21インチ以上、ノートは15インチ以上が基準となるので可能な範囲でそれ以上の大きさを確保していってください。

 


 

また絵を描くパソコンのメモリは8GBあればいいと一般的に言われますが、ページの多い本格的なマンガを描くなら16GBあった方が余裕があって安心でしょう。

 

ハシケン
メモリは多ければ多いほど絵を描く作業も快適になるので、パソコン購入時に増やせるだけ増やしておいた方が安心です!

 


 

そしてSSDは、データを保管するハードディスク(HDD)の上位版のようなものです。

 

ハードディスクよりSSDはデータを扱う速度が速いので、マンガを描いてて原稿データを保存したり読み込むときも素早く処理が行えて快適になります。容量的には500GB程度あれば問題ありません。

 

ポイント!将来的に容量が足りなくなってきたら外付けのSSDやHDDを追加購入したり、GoogleやDropboxなどといったクラウドタイプのデータ保管を使えば大丈夫です。

 

 

マンガをデジタル環境で描くための機材と選び方まとめ

デジタル 漫画 必要機材

 

あらためて、デジタルで漫画を描くために必要なものを確認しておきましょう。

 

①パソコン

 

デジタルのメイン機材であるパソコンは基本的に高いスペックのほうが快適に使えますが、当然予算もあるのでしっかり選ぶ必要があります。

 

デスクトップかノートかは人ごとの用途によりますが、マンガは原稿用紙データを画面に開いて描きこむ作業になるので画面が広いに越したことはありません。

 

ハシケン
ノートでも描けなくはないですが、なるべく広い画面環境を選んだ方が作業していてラクでしょう!

 

同じようにiPadなどのタブレットで描くことも最近はできますが、四コマや軽いタッチのものならともかくページ多めで描き込み密度の高い漫画なら処理速度やデータ管理の面からもデスクトップのほうが無難でしょう。

 

②ペンタブ

 

デジタルで絵を描くには、アナログでいう鉛筆やGペンの代わりともいえるペンタブが必須です。

 

ペンタブは板に描く板タブと、液晶に直接描きこむ液タブに分かれます。

 

このような板タブのほうが値段は安いですが、慣れるまでに多少時間がかかります。

 

一方液タブは液晶画面がついているぶん割高になりますが、直接描きこめるのでアナログ感覚で作業できて慣れも比較的早いでしょう。

 

予算慣れの早さ・置くためのスペース・・・など複合的に要素を考えて、あなたに最適な方向性を選んでください。

 

★ペンタブについてもっと知りたいときは、イラスト初心者向けペンタブレット最新おすすめ機種が役立ちます。

 

③ペイントソフト

 

デジタルで漫画やイラストを描く際に欠かせないのが、描くためのお絵かきソフトペイントソフトです。

 

イラストではなくマンガの場合の選択肢はほぼ一択です、シェアも圧倒的な『クリスタ(CLIP STUDIO PAINT EX)』を選んでおけば間違いありません。

 

クリスタ EX

© CELSYS, Inc.

公式サイト:https://www.clipstudio.net/

 

値段は公式サイトのダウンロード版で23,000円ですが、トーンなど基本的なマンガ用素材も使い放題なのでアナログで描いていた頃よりトータルではるかに安くつくでしょう。

 

他にもマンガソフトやアプリはいくつかありますが、安かったり無料なものはその分機能が削られているのでちゃんとマンガを描きたいならクリスタ一択です。

 

★クリスタに適したパソコンを探したいときは、クリスタを使うパソコンのおすすめスペックと機種の選び方が参考になります。

 

パソコンで漫画を描くメリット・デメリット

パソコンで漫画を描く メリット デメリット

 

さいごに、デジタルで漫画を描くメリット・デメリットもおさえておきましょう。

 

デメリット①一定の初期費用が必要

 

当然ながら漫画を描くために新たなデジタル機材を用意するので、どうしてもある程度の予算は必要になります。

 

上で紹介した3種の機材を購入する上では、10~20万の範囲で考えておけばいいでしょう。

 

デメリット②ソフトや機材に慣れる必要がある

 

ペンタブで絵を描く感覚に慣れたり、ペイントソフトで絵やマンガを描く手順を理解するのはデジタル最初の壁と言えます。

 

未経験の人にとってはなかなか高い壁ですが、現在は初心者向けの無料動画などYouTubeに多くあるので探してみましょう。

 

ハシケンちゃんねる YouTube

⇒ハシケンちゃんねる

 

上でも動画を紹介しましたが、当サイトと連携して運営しているYouTube【ハシケンちゃんねる】ではクリスタの基本的な使い方から漫画を描きだす手順もくわしくまとめているので必要な時にはぜひ活用してみてください。

 

 

ハシケン
では次にメリットを見ていきましょう!

 

メリット①原稿や手が汚れない!

 

デジタルなので当然ながら手は汚れません。インクが手につくことも、ふと気が付くとトーンのきれっぱしが体についていた・・・なんて事態もなくなります。

 

原稿用紙も消し跡が残ったり紙が破れたりもしないので、作業の労力はアナログよりかなり減らせるでしょう。

 

メリット②画材の購入費用がトータルでおさえられる!

 

機材の章でも書いたように、トーンは素材データさえあれば何度でもどんな範囲にだって貼ることができます。さらに貼った後、他の柄に取り換えることもクリック一つでカンタンです。

 

Gペンのペン先なども物理的に破損するわけではないので、ペン先をいくつも買っておく必要がなくなります。

 

ペンタブ自体の先端は消耗品なので、描いてて短くなっていったら取り換えることもあります。

 

最初に機材を買いそろえる必要こそありますが、追加費用はアナログ漫画作業と比べても本当に少なく済むのがデジタルの大きな利点です。

 

特にソフトでクリスタさえ選んでおけば、備え付けで使用できる柄などの素材の種類も豊富なので使っていてとりあえず困ることはありません。

 

メリット③修正や調整がカンタン!

 

アナログだと鉛筆で下書きをしてペン入れして消しゴムかけて…という流れで進みますが、デジタルだと下書きに対する消しゴムかけは一切必要なくレイヤーを非表示にするだけで済みます。

 

イラスト レイヤー

※レイヤーのイメージ

 

さらに描いた後から絵の調整も簡単で、修正液で原稿用紙を汚すこともなく何回でも好きなように直せます。

 

トーン同様にベタもクリック一発で塗りつぶせるので、アナログで漫画を描いていた人ほど最初はデジタルの便利さに驚くでしょう。塗り残しの処理もやり方さえわかれば簡単です。

 

ハシケン
作業が楽になる分、同じ時間でより多くのページが描けることにもつながります!

 

メリット④他の人とマンガデータを共有しやすい!

 

漫画原稿のデジタルデータは、同じソフトを持っていれば遠方の人とも共有がカンタンです。

 

ハシケン
そのためアシスタントが現場に来なくても作業できちゃいます♪

 

投稿サイトに描いた絵やマンガをアップしたいときも、デジタルであればスキャンの必要もありません。

 

またデータさえしっかり管理しておけば原稿が劣化することもないので、何年後でも描いたままの状態で保存しておくことができます。

 

 

トーンを削ったり重ねたり、背景はパース定規というものを使ってきれいに描いたり・・・アナログ作業でデジタルに置き換えできていないものは今やほぼありません。

 

デジタルで描く最初の慣れさえクリアできればあなたのマンガライフはより充実した時間になるでしょう。より質の高い漫画を描けることにも、大きくつながっていくはずです。

 

まとめ

漫画 パソコン 選び方

 

マンガを描くパソコン選びは安い額じゃないので慎重になりますが、今回紹介したように必要なスペックやお得な買い方さえ知っておけばそこまで悩む必要もなくなるでしょう。

 

最適な機種が手に入れられたら、きっとアナログの時よりマンガを快適に描いていけるようになれます。

 

ハシケン
あなたの希望にベストな一台を見つけて、楽しく描いていってください!

 

 

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