そんなとき多くの人が考えるのがゲームに特化したパソコン、いわゆる『ゲーミングPC』じゃないでしょうか?
今回は長年絵の仕事をしてきたプロの目線もふまえて、ゲームと絵の両方を快適に楽しめる『ゲーミングPC』のメリット・選ぶときのポイントから最新おすすめ機種情報までくわしく紹介します。
目次
スペックの高いパソコンを選べば、クリスタなどを使ったデジタルイラスト/漫画制作はどんどん快適になる!
デジタル環境で絵を描くには、パソコンのスペックが高い(いい)状態であるにこしたことはありません。また人気ペイントソフト『クリスタ』などの優れた便利機能をストレスなく利用するなら、つねに安定した状態で描けるレベルのパソコンを使うことが必須です。
ちなみに現時点でクリスタで絵を描くときに求められるスペックとしては、次のようなレベルであればだいたい問題なくお絵描きできると考えてください。
- モニター・・・フルHD(1980✕1080)以上
- CPU・・・intel core i5以上
- メモリ・・・8GB以上
- ストレージ・・・SSD200GB以上(HDDなら1TBが最近の標準)
そもそもゲームは3D機能などをフルに使うのでパソコンにもかなり高いスペックが要求されますが、対してイラストや漫画を描くパソコンにそこまでのレベルは必ずしも求められません。
結論としてどちらも満足に楽しみたいなら、最新ゲームが快適にできるレベルのパソコンさえ確保しておけば問題なく絵もスムーズに描けることにつながるとおさえておきましょう。
ゲーム&絵のどちらも満足に楽しみたいならこれ、2023年最新ゲーミングPCおすすめ機種4選(レビュー+スペック表付き)
繰り返しですがゲームもイラスト・漫画も存分に堪能するには、【最新ゲームが問題なくできるスペックのパソコン】を選んでおけば大丈夫ということになります。
以上をふまえここではゲームも絵も快適に楽しめるスペックの最新ゲーミングPCをいくつか紹介しておくので、参考にしてみて下さい。
①12万円台で絵もゲームもサクッと始められる、初心者でも安心のデスクトップゲーミングPC
NEXTGEAR JG-A5G6T
OS | Windows 11 Home 64ビット |
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CPU | AMD Ryzen™ 5 4500 プロセッサー |
グラフィックス | GeForce RTX™ 3060 Ti(GDDR6X) |
メモリ | 16GB (8GB×2 / デュアルチャネル) |
ストレージ | 1TB (NVMe) |
価格 | 124,800円(税抜113,455円)~ |
お絵描きや標準的なゲームが今すぐ楽しめる、標準スペックのデスクトップ型ゲーミングPCです。通常価格が12万円台とゲーミングとして破格な割にグラフィックスもメモリも十分なスペックなので、一般的なゲームや通常の絵を描く作業においては特に問題なく使っていけるでしょう。
よりスペックが要求される最新ゲームもバリバリやりたいなら次の②の機種の方がいいでしょうが、あくまで絵を描くことがベースでそのうえにゲーミングPCとしても使っていきたいイメージならはじめの一台としてコスパ的にもちょうどいいんじゃないでしょうか。
②絵以外のクリエイティブな作業や最新ゲームがめいっぱい楽しめる、優秀スペックのデスクトップゲーミングPC
G-Tune PG-I7G60
OS | Windows 11 Home 64ビット |
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CPU | インテル® Core™ i7-14700F プロセッサー |
グラフィックス | GeForce RTX™ 4060 |
メモリ | 16GB (8GB×2 / デュアルチャネル) |
ストレージ | 1TB (NVMe Gen4×4) |
価格 | 3/27まで期間限定セール11,000円OFF⇒228,800円(税抜208,000円)~ |
お絵描きは当然ながらゲームも高いレベルで楽しめる、優秀スペックのデスクトップ型ゲーミングPCです。CPU・グラフィックス部分に関して①の機種を大幅にレベルアップさせたイメージで、これほどのパソコンなら絵を描いててストレスがたまることなんてほぼほぼありえないでしょう。
最新ゲームまで楽しめるだけでなく、YouTube等の動画編集やデザイン作業だってスムーズにおこなえます。たしかに値段は多少張りますが、この機種ならデジタル環境でやりたいクリエイティブなことはほぼほぼ実現できるでしょう。
③どこでも手軽にイラストやゲームが楽しめる、大画面でお手頃価格のノートゲーミングPC
G-Tune P6-l7G50BK-A
OS | Windows 11 Home 64ビット |
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CPU | インテル® Core™ i7-12650H プロセッサー |
グラフィックス | GeForce RTX™ 4050 Laptop GPU |
メモリ | 32GB (8GB×2 / デュアルチャネル) |
ストレージ | 1TB (NVMe Gen4×4) |
モニター | 16型 液晶パネル (ノングレア) |
価格 | 3/27まで期間限定セール4,000円OFF⇒195,800円(税抜178,000円)~ |
デジタルお絵描きやゲームを広い画面でやりたくてデスクトップを選ぶ人は多いでしょうが、いつでも好きな場所でやることが優先するならノートPCの携帯性も見逃せません。しかもこの機種は16インチと平均的なノートより画面サイズが一回り大きいので、絵でもゲームでも没入感高く楽しめます。
グラフィックス部分などゲームや3D素材を扱うスペックも非常に優れていて、値段以上の満足感が得られる機種です。スペックとコスパを両立したゲーミングノートPCを探しているなら、今はこれ以外の選択はちょっとありえないかもしれません。
④大画面+ハイスペック! 好きなところで絵やゲーム、AI生成も楽しめるノートゲーミングPC
G-Tune P6-l7G60BK-A
OS | Windows 11 Home 64ビット |
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CPU | インテル® Core™ i7-13700H プロセッサー |
グラフィックス | GeForce RTX™ 4060 Laptop GPU |
メモリ | 32GB (16GB×2 / デュアルチャネル) |
ストレージ | 1TB (NVMe対応)SSD |
モニター | 16型 液晶パネル (ノングレア) |
価格 | 229,900円(税抜209,000円)~ |
そこらのデスクトップPCにも負けない、優秀スペックのノートPCになります。CPUやグラフィックスが優れていてメモリも大量に積んでいるので、絵やゲーム以外に長い動画編集や高品質のデザイン・AIイラスト生成でも快適に使えるでしょう。
③の機種と同じくこちらも画面が大きいので、どちらかで悩んだら予算とスペックの兼ね合い+好みで選べば大丈夫です。手に入れたあとにあなたがどうやって楽しんでいきたいか、何を優先させたいかで判断してみてください。
ゲームも絵も楽しみたい人が選ぶべきはノートPCか、デスクトップか?
基本的にモニターは大きければ大きいほどゲームも迫力が出ますし絵を描くときも広く使えて便利です、さらに複数ウィンドウを使えば自由度や効率も上がります。
ノートパソコンで絵を描くメリット・デメリット
▼メリット
- 持ち運べる
- どこでも描ける
- 場所を取らない
▼デメリット
- 画面の広さに物理的制限がある
- 意外と重い
- 拡張しにくい(デスクトップと比べて)
デスクトップパソコンで絵を描くメリット・デメリット
▼メリット
- じっくり落ち着いて描ける
- 後でスペックを上げる余地がある
- モニターを取り替えたり増やしたりもできる
▼デメリット
- 場所を取る
- ノートより多少割高(ディスプレイ含む)
あらためて確認!『ゲーミングPC』とはゲームに最適化されたパソコン
マウスコンピューター公式サイト:https://www.mouse-jp.co.jp/
TVCMやWeb広告でもよく見かける「マウスコンピューター」などのパソコン販売業者がネットメインで取り扱っているのが、いわゆる『ゲーミングPC』です。快適なゲームプレイのために、グラフィックまわりの強化に主眼が置かれている機種と考えればいいでしょう。
ネット主体で人件費をおさえられるため、似たスペックのPCを電気店で買うより平均して3~5万円程度安くできるのも大きなメリットです。
また購入時にメモリやCPUなどスペックごとのカスタマイズもできるうえ店舗側で組み立てて送ってくれるので、初心者でも理想の状態の機種がカンタンに手に入ります。
イラストやゲームでパソコンを快適に使うために必要なスペック
イラストとゲームのどちらも興味がある人がパソコンを選ぶなら、スペックで特に意識すべき部分は3箇所に絞られます。
- メモリ
- CPU
- グラフィックボード
メモリは数が大きいほどいいものです。8GBあればまあ大丈夫ですが、予算が許すなら余裕を持って16GBでもいいでしょう。
CPUはイラストの場合『core i5』あたりが基準ですが、ゲームをすることを考えるとcore i7を考えておくと心強いです。
最後は、何より大事なグラフィックボードです。イラストや漫画に関しては必須ではないですが、ゲームに関しては絶対いります。あるとないでは全く環境が変わってしまいます。
当然グラフィックボードをいいものにしておくことで、絵を描く上での不都合は一切生じません。むしろ余裕を持てることにつながるので、ゲーム寄りのスペックをベースにしつついい状態にしておけるといいでしょう。
参考までに、グラフィックボードで人気なのは『Geforce』というシリーズです。『GeForce RTX ●●●』といった名称が一般的で、●●●の数字が大きいほど高性能になります。
★絵を描くパソコンのスペックの詳細についてもっと詳しく知りたいときは、イラストや絵を描くパソコン機種&スペック総まとめも参考になります。
まとめ
もちろん、イラストだけやりたいならあえてゲーミングPCでなく純粋なクリエイターPCを選べば大丈夫です。
でもどちらもと考えるなら、より高性能が求められるゲーム側に必要なスペックに合わせておけばイラストやマンガを描く上で困ることもなくなります。
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