どうも、元ゲームイラストアートディレクターのハシケン(@conteanime)です。
今回は独学でデジタルのイラストを描けるように練習してるけどなかなかうまくできない時の対策として、7つの工程ごとにポイントをお伝えしていきます。
- デジタル機材
- ペイントソフトの設定
- ペンタブの設定
- ペンタブの使い方
- 絵を描く順番
- アニメ塗り
- 確実に上達していく方法

デジタルで絵を描くため必要な機材をそろえる

パソコンを使って絵を描きたい時に必要なものは、次の3つが一般的です。
- PC
- ペンタブ
- ペイントソフト

お手軽さならアプリ、腰を据えて絵を描いていきたいならパソコンでやりましょう
★パソコンで悩んだらこちら⇒イラストや絵を描くパソコンのスペックはこれがおすすめ
★ペンタブで悩んだらこちら⇒最新ペンタブレットのおすすめはこれ!初心者完全対応版
★ペイントソフトで悩んだらこちら⇒PCで絵を描くペイントソフトはプロも使う有料版がおすすめ
ペイントソフトを使って絵を描く時の必須設定

お絵かきのためのパソコンソフト・アプリは様々ありますが、当サイトでは超メジャーソフトの「クリップスタジオ(CLIP STUDIO)」をおすすめしています。
シンプルにイラストをやりたい場合は廉価版の『PRO』、漫画が描きたかったり高機能が使いたいなら高級な『EX』を選びましょう。


クリップスタジオを使うときにぜひ知っておいてほしいのが、手ブレ補正機能です。
今のペンタブは筆圧を非常に細かく読み取りますが、逆に不要な手の揺れまで反映してしまいます。それをソフトの方で補正する機能で、快適に絵を描くには欠かせない機能です。

『CLIP STUDIO』ではペンごとに細かく設定できます。バーをいじるだけで補正度合いが変わるので、描きやすい状態を探してください。

手ブレ補正については、クリップスタジオの手ブレ補正機能の使い方を知って快適に絵を描こう!で詳しく解説しています。


デジタルで描けるようになりたい、もっとクリスタを使いこなしたい、絵の悩みを誰かに相談したい…そんなときはどうぞ♪
ペンタブの設定を描きやすい状態に調整しよう

初心者のうちは手ごろなペンタブで始めましょう、Wacom社製の一万円前後のものを選んでおけば大丈夫です。
インストールするとWのアイコンからプロパティが開けるので、筆圧の度合いやボタンの設定が変えられます。


使い始めの時はあまりわからないと思うので、描き出して慣れてから少しずつやりやすいように変えていってください。
★ペンタブの設定については、ワコムのペンタブでデジタルの絵やイラストを描く時の設定方法で詳しく解説しています。
ペンタブの使い方に慣れよう

デジタルで絵を描けないと悩む多くの人に見られるのが、ペンタブで絵を描くこと自体への戸惑いです。
上のような液晶タブレットならまだアナログ感覚に近いですが、一般的に板タブと呼ばれる形状の場合は手元でなく正面のモニターを見ながら描く感覚に慣れないことが多いようです。
★ペンタブの実際の使い方に関しては、ペンタブでイラストを描くなら使い方と13のコツをおさえろを参照してください。
デジタルで絵を描く順番を知ろう!

ある程度慣れてくると必要なのが、ちゃんとした絵を描くための最低限の知識です。
絵を描く時には、基本の順番というものがあります。
- ラフ
- 線画
- 着色
まずは基本手順を知って、工程ごとのポイントをおさえていくと効率的です。
★より詳しく知りたいときには、絵を描く順番を正しく知れば今より3倍上手くなるも参照してください。
デジタルで絵を描く基本「レイヤー」と「アニメ塗り」を理解しよう

上の章でも描いた絵を描く流れですが、これはそのままデジタルで絵を描く時の基本手法の『アニメ塗り』にもつながります。


アニメ塗りとはこれらのイラストのようなパキッとした線と境界のはっきりした色で塗られた絵で、このやり方がわかればデジタルで大きな壁となりがちな『レイヤー』の理解にもつながります。
レイヤーやアニメ塗りについての詳しい説明は、下記記事を参照してください。
★レイヤーに関しては、イラストを描く時のレイヤーの機能と使い方をわかりやすく解説を参照してください。
★アニメ塗りに関しては、アニメ塗りでデジタルイラストが描ける!で詳しく解説しています。
まとめ

- デジタル機材
- ペイントソフトの設定
- ペンタブの設定
- ペンタブの使い方
- 絵を描く順番
- アニメ塗り
- 確実に上達していく方法
今回は段階ごとにまとめました、悩んでいる部分の参考にしてみてください。
疑問や悩みをほっとかず解決して前に進もうとする人は、その後の成長もやっぱりスムーズです。
