どうも、元ゲームイラストアートディレクターのハシケン(@conteanime)です。
「絵を描いてみたいけど、自分には才能がないし…」
「もう歳だし、今から始めても上手くなる気がしない…」
なんて思っていませんか?
確かに、絵を描くのって、特別な才能が必要な気がして、なかなか一歩を踏み出せないですよね。
年齢なんて関係ありません! 大切なのは、「上手くなりたい!」という気持ちと、少しの努力を続けることだけ。
この記事では、絵心がなくても大丈夫! 初心者さんが最短で上達する為の、とっておきの練習方法とコツを、分かりやすく解説していきます。
さらに、デジタルで絵を描きたい方のために、おすすめのソフトや機材情報もご紹介します。
絵が上手くなるために必要なこと
「よし!絵を描いてみよう!」
そう決意しても、最初はどこから手をつければいいか迷ってしまいますよね。
そこでまずは、絵の上達に必要な3つの要素を押さえておきましょう!
①継続は力なり!毎日少しでも良いので描き続ける
絵に限らず、どんなことでも上達するには、継続して練習することが大切です。
「毎日絵を描く時間なんてない…」
そんな方もいるかもしれません。でも大丈夫!
毎日10分でも、5分でもいいんです。例えば…
仕事の休憩時間に、スマホのメモ代わりに簡単なイラストを描いてみる
テレビを見ながら、スケッチブックに落書きしてみる
寝る前に、その日あったことを簡単な絵日記にしてみる
・・・などなど、ちょっとした隙間時間を見つけて、鉛筆やペンを握る習慣をつけましょう!
毎日描き続けることが、上達への一番の近道です。
②良いお手本を見つけよう!模写で技術を盗む
「でも、何を描けばいいか分からない…」
そんな時は、好きなイラストレーターさんや漫画家さんの絵を模写してみましょう!
模写とは、お手本の絵をそっくりそのまま書き写す練習方法です。
お手本の絵をじっくり観察することで、線の描き方や色の使い方、構図の取り方など、絵を描くための様々なテクニックを学ぶことができます。
最初は上手く描けなくても、全く問題ありません。
「どうしたらこんな風に描けるんだろう?」
と考えながら、とにかく真似をすることで、自然と絵心が育まれていきます!
また模写をする際は、著作権に配慮しましょう。
あなた個人で楽しむ範囲にとどめ、無断で公開したり、販売したりすることは避けてください。
③ 第三者の意見を取り入れよう!客観的な視点で成長
一人で黙々と練習するのも良いですが、時には周りの人に自分の絵を見てもらうことも大切です。
家族や友人、SNSのコミュニティなど、信頼できる人に意見をもらうことで、自分では気づかなかった改善点に気づくことができます。
「他人に絵を見せるのは恥ずかしい…」
そう思う方もいるかもしれません。
でも、勇気を出して意見をもらうことで、客観的な視点を得ることができ、さらなるレベルアップに繋がります!
最近はイラスト投稿サイトやSNSなど、自分の作品を簡単に公開できる場も増えています。
積極的に作品を公開して、様々な意見を参考にしながら、自分の絵を磨いていきましょう。
初心者におすすめの練習方法
絵の上達に必要な要素が分かったところで、次は具体的な練習方法を見ていきましょう!
①線画に慣れよう! 色々なものを描いてみよう
絵を描く上で、基礎となるのが線画です。
まずは、鉛筆やペンを使って、様々なものを自由に描いてみましょう!
丸、三角、四角などの図形
りんご、バナナ、みかんなどの果物
机、椅子、ベッドなどの家具
動物、植物、風景など、自分が描いてみたいもの
最初は形が歪んでしまったり、線がガタガタしてしまっても気にしなくて大丈夫!
たくさん描くことで、自然と手が線に慣れていきますよ。
②形を捉える練習! 図形を組み合わせて描いてみよう
ある程度線に慣れてきたら、今度は図形を組み合わせて少し複雑なものを描いてみましょう。
例えば…
箱を積み重ねてみる
コップとポットを並べてみる
部屋の様子を描いてみる
このように身の回りのものを観察しながら単純な図形に分解して描いていくことで、物の形を捉える力が身につきます。
最初は、立方体や球体など、基本的な図形を組み合わせて練習していくのがおすすめです!
③デッサンにも挑戦! 陰影をつけて立体感を表現しよう
さらにステップアップしたい方は、デッサンに挑戦してみましょう!
デッサンとは鉛筆や木炭などを使って、明暗や陰影をつけて立体的に描く技法のことです。
最初は、簡単な球体や円錐などをモチーフにして、光と影の関係性を意識しながら描いてみましょう。
2-4. デジタルイラストに挑戦!
最近はパソコンやタブレットを使って絵を描く、デジタルイラストが人気です。
デジタルイラストの魅力は、なんといっても、やり直しがきくこと!
間違えても簡単に消したり描き直したりできるので、初心者の方でも気軽に挑戦できます。
また色塗りや加工も自由自在なので、表現の幅が無限に広がります。
デジタルイラストを描くには、イラスト制作ソフトとペンタブレットが必要です。
無料でも使えるソフトもあるので、まずは気軽に試してみて下さい!
▼【初心者向け】おすすめのイラスト制作ソフト
CLIP STUDIO PAINT:プロも愛用する本格的なソフト。初心者向けの機能も充実。
MediBang Paint Pro:無料で使える高機能ソフト。イラスト制作に必要な機能が揃っている。
Adobe Photoshop Sketch:スマホやタブレットで手軽にイラストを描ける。
3さらに上達するためのコツ
ここからは、さらに絵のレベルを上げる為のコツを3つ紹介します!
①画材を変えてみる
いつも同じ画材を使っていると、どうしてもマンネリ化してしまうことがあります。
鉛筆やペンだけでなく色鉛筆、水彩絵の具、アクリル絵の具など色々な画材を試してみて下さい!
新しい画材を使うことで、表現の幅が広がり、絵を描くのがもっと楽しくなりますよ!
②好きな絵柄のイラストレーターを研究する
好きな絵柄のイラストレーターさんがいたら、積極的に研究してみましょう!
どんな線を使っているのか?
どんな色使いをしているのか?
どんな構図で描いているのか?
・・・などなど、細かい点に注目して観察することで上手い人の技術を盗むことができます。
また、好きなイラストレーターさんのメイキング動画や講座なども参考になるでしょう。
3-3. オンラインコミュニティに参加する
近年では、オンライン上にも絵を描くことが好きな人が集まるコミュニティがたくさんあります。
他の人の作品を見ることやあなたの作品を共有することで、刺激をもらったりモチベーションを維持することができます。
イラストに関する質問や相談ができる場合もあるので、積極的に活用してみましょう。
少しでも早くデジタル習得したいときのおすすめ手段とは?
デジタルやクリスタで自由に絵を描くにはいくつかの知識と技術も必要です、でも独学だけで進めていると自分が取り組んでいることが正解かどうか判断つかずにムダな時間がかかりがちです。
実は絵やデジタルが早く上手くなりたいなら、絵のわかる第三者からアドバイスを受けながら練習する方が圧倒的に近道なんです。
せっかくデジタルの機材をそろえたのに絵を描く手順やソフトの操作がわからない、思うように描けない…と悩むなら一度「イラスト講座」で教わるとデジタルの理解やその後の成長がだいぶスムーズになるでしょう。
以下ではイラスト初心者さん~中級者まで人気の講座を例として紹介するので、思うように上達できず悩んだら参考にして下さい。
「イラスト・マンガ総合講座」
公式サイト:https://human-yakan.com/
全国展開している大手専門校「ヒューマンアカデミー」が一般の人向けに運営している『イラスト・マンガ総合講座』は講義や添削を通じアドバイスをもらいながら学べるので、独学のような不安や心細さも少なく実力アップをめざせます。
通いもありますが、最近は便利なオンラインや動画講座が多く利用されています。個人の好きなタイミングで学べるため、仕事や家事で忙しい人でもスキマ時間に自由なペースでイラストの技術を伸ばしていけるでしょう。
質問は講師に直接聞く以外に24時間対応のチャットまであるので、一人で絵を描いてて悩んでもすぐ疑問を解消できます。また受講終了後も教材が手元に残るので、苦手な部分も克服していきやすいでしょう。
学校運営だから当然かもしれませんが、絵の基本からデジタルスキル・キャラクターデザイン…など描いて楽しむ技術・知識をこれほど幅広く身につけられる講座は他にそうありません。独学でムダに遠回りせず、早く着実にうまくなりたい人に特におすすめです。
まとめ、絵の上達は諦めないことが重要!
今回は、絵が上手くなる為の練習方法やコツをご紹介しました。
「絵を描くのは難しい…」
そう感じることもあるかもしれません。
でも諦めずに楽しみながら描き続けていれば、必ず上達します!
この記事を参考に、あなたも絵を描く楽しさを体験してみて下さい!
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