クリップスタジオの線画の色をいつでも変更できる4つの方法

クリスタ 線画 色変え クリスタ

★7月のお得なイラスト講座情報

📌「イラスト・マンガ総合講座」

大手専門校のノウハウで初心者から上達できるイラスト講座!
今なら資料請求(無料)だけでキャラクター描き方ガイド本が全員にプレゼント中🎁

公式サイトはこちら▶ https://human-yakan.com/

 

どうも、元ゲームイラストアートディレクターのハシケン(@conteanime)です。

 

線画を描いていて、または色を塗っていてあとから色を変えたくなる状況は多いと思います。

 

ペイントソフトの線や色は、レイヤーさえちゃんと分けて作画していればいつでも自由に変えられます。

 

ハシケン
ということで今回は、クリップスタジオ(=クリスタ)で描いた線の色を変える4つの方法について詳しくお伝えします!

 

   

線画の色を変える方法①線の色を描画色に変更

 

クリップスタジオで描いている線の色を変えたいときに、最もカンタンなのはこの方法です。

 

やり方はいたってカンタンで、色を変えたい線の描かれているレイヤーを選択した状態でカラーサークルなどで現在つかっている色(メインカラー)を変え、メニューバーの「編集」-「線の色を描画色に変更」とクリックするだけです。

 

クリップスタジオ 色替え 線の色を描画色に変更

 

ハシケン
まずはこれさえ知っておけば大丈夫なので、そのうえで次から紹介する3つの方法もおさえていってください!

 

▼スポンサードリンク▼

線画の色を変える方法②透明ピクセルをロックする

クリップスタジオ レイヤー 透明ピクセルをロック

 

レイヤーパレットの上部に、2種類の鍵のアイコンが並んでいます。

 

左側は「レイヤーをロック」するためのもので、このボタンをONにしたレイヤーは何も処理ができなくなります。

 

ポイント!たとえば着色の際、間違って塗ってしまわないように線画レイヤーをロックしておく使い方が有名です

 

その右にあるボタンが「透明ピクセルをロック」といって、線画の色を変える際の基本としてよく使われるものになります。

 

 

手順としては以下のようになります。

 

  1. 色を変えたいレイヤーを選んでアクティブにする
  2. 「透明ピクセルをロック」を押してONにする
  3. 変えたい色を選んで塗りつぶし

 

クリップスタジオ 透明ピクセルをロック 色替え

 

透明ピクセルをロック、とはどういうことか?

クリップスタジオ アンチエイリアス

 

ペイントソフトのキャンバスは上の図のように四角いピクセル(ドット)が集まってできていて、□に色を付けることでデジタル絵は描かれています。

 

要するに「透明ピクセルをロック」するとは、レイヤー上でまだ何も描かれていない部分をロックしてしまうということです。

 

逆に言えば「既に何か描かれているピクセルだけ処理を行える」状態へとしてしまうわけです。

 

ハシケン
線が書かれている部分にだけ処理が加えられるから、そこだけ色が塗り替えられる・・・という理屈です

 

ロックのON・OFFはいつでも自由に行なえますが、色変えが終わった後はロックをOFFにするのを忘れないようにしてください

 

一部の色だけ変えることもできる!

 

「透明ピクセルをロック」を使うと、線画の好きな部分だけ自由に色を変えることもできます。

 

クリップスタジオ 透明ピクセルをロック 一部分だけ色替え

 

上のようにロックされた状態でペンツールなどで線画上を塗りつぶせば、その箇所だけ色を変えられます。

 

ハシケン
キャラの目の線の色を変えたり、小物の一部を変えたりと表現の幅も広がるので色々試してみてください

 

線画の色を変える方法③クリッピングを使う

 

2つ目の色変えの方法は、「クリッピング」という操作を使うやり方です。

 

線画レイヤー(A)の上にクリッピング用の新規レイヤー(B)を配置し、右クリックで[レイヤー設定]-「下のレイヤーでクリッピング」を押します。

 

クリップスタジオ レイヤー設定 クリッピング

 

クリッピングされたレイヤー(B)は線画レイヤー(A)で作画されている範囲でのみ表示されるようになり、(A)の色を変えたい部分を(B)で任意の色で塗りつぶしたりペンツールで描くことで見た目を好きな色に変えられます。

 

クリップスタジオ クリッピング 色替え

 

同様の手順でクリッピングを外すと通常表示に戻ります、クリッピングはいつでもON・OFFが切り替えられます

 

透明ピクセルをロックと違って、元々の線画レイヤーを保持したまま色を変えたい場合はこちらがいいでしょう。

 

ハシケン
ちなみにこの方法でも、クリッピングした上のレイヤー上でブラシなどで描き込めば一部だけ色を変更することもできます!

 

線画の色を変える方法④色調補正機能を使う

 

3つ目の色変え方法は、「新規色調補正レイヤー」を使います。

 

線画レイヤーを選んだ状態で、[メニューバー]から[レイヤー]-[新規色調補正レイヤー]-「色相・彩度・明度」を選ぶと専用ウィンドウが表示されます。

 

クリップスタジオ 色調補正

 

それぞれの項目でバー左右にを動かすか、数字を入力するか、矢印で数字を変えると色が変化するのでいろいろと試してみてください。

 

クリップスタジオ 色調補正

 

他の2つのやり方よりも、細かい色調整を行いたいときに向いています

 

少しでも早くデジタル習得したいときのおすすめ手段とは?

デジタルイラスト 講座 講師 ハシケン

 

デジタルやクリスタで自由に絵を描くにはいくつかの知識技術も必要です、でも独学だけで進めていると自分が取り組んでいることが正解かどうか判断つかずにムダな時間がかかりがちです。

 

実は絵やデジタルが早く上手くなりたいなら、絵のわかる第三者からアドバイスを受けながら練習する方圧倒的に近道なんです。

 

せっかくデジタルの機材をそろえたのに絵を描く手順やソフトの操作がわからない、思うように描けない…と悩むなら一度「イラスト講座」で教わるとデジタルの理解やその後の成長がだいぶスムーズになるでしょう。

 

以下ではイラスト初心者さん~中級者まで人気の講座を例として紹介するので、思うように上達できず悩んだら参考にして下さい。

 

「イラスト・マンガ総合講座」

©2021 Human Academy Co., Ltd. All Rights Reserved.

公式サイト:https://human-yakan.com/

 

全国展開している大手専門校「ヒューマンアカデミー」が一般の人向けに運営している『イラスト・マンガ総合講座』は講義や添削を通じアドバイスをもらいながら学べるので、独学のような不安や心細さも少なく実力アップをめざせます。

 

通いもありますが、最近は便利なオンライン動画講座が多く利用されています。個人の好きなタイミングで学べるため、仕事や家事で忙しい人でもスキマ時間に自由なペースでイラストの技術を伸ばしていけるでしょう。

 

※実際の教材サンプル

 

質問は講師に直接聞く以外に24時間対応のチャットまであるので、一人で絵を描いてて悩んでもすぐ疑問を解消できます。また受講終了後も教材が手元に残るので、苦手な部分も克服していきやすいでしょう。

 

学校運営だから当然かもしれませんが、絵の基本からデジタルスキル・キャラクターデザイン…など描いて楽しむ技術・知識をこれほど幅広く身につけられる講座は他にそうありません。独学でムダに遠回りせず、早く着実にうまくなりたい人に特におすすめです。

 

 

特典あり今なら案内資料をとりよせるだけで「キャラクターの描き方ガイドブック」が必ず全員にプレゼントされています

 

 

まとめ

 

今回紹介した4つの方法は、着色時に塗った色を変えたい場合も使える便利な機能です。

 

最終的に線画は黒にしたいけど作業中はラフをトレースしながら赤や青のほうがやりやすい・・・なんて場合もあると思いますが、そんなときにも役立つでしょう。

 

ハシケン
いつでも自由に色が変えられるとわかれば、肩の力を抜いて気楽に描けるんじゃないでしょうか♪

 

▼次はコチラ!

クリップスタジオをパソコンで使うおすすめスペックと機種の選び方