どうも、元ゲームイラストアートディレクターのハシケン(@conteanime)です。
『絵を描く』ことは、好きな時に自由に取り組めて気分転換や創造力・表現力を発揮することにもつながる昔から人気が高い趣味の1つです。
この記事では長年絵を仕事にしてきた目線も踏まえて、絵を描く趣味を始めるときに知っておきたいポイントや絵が上手くなる方法までまとめてわかりやすく紹介します。
目次
大人になってから絵を描くということ
大人になってから絵を描きだす人は、年々増えているといわれます。
当サイト主催で開催していた一日イラスト講座でも、子供の頃絵を遊びで描いていてそれ以来離れていて・・・それなりに歳を重ねてからデジタルで絵を始めてみたいという方々に多くお越しいただいていました。
- 仕事や家事・育児が安定して少し時間に余裕ができた
- 昔好きだったことへの情熱が今でも忘れられない
- もう一回きちんと絵に挑戦してみたい
・・・などなど人によって動機は様々ですが、講座で講師として参加者さんを見ていても新たな技術を覚えて楽しんでるみなさんの前向きな表情というのはすごく輝いていたものです。
今はネットなどを使えば描きたい絵に必要な道具、準備、上達の手順に関する情報が簡単に手に入る時代です。
絵を描く趣味を始めることであなたが得られる5つのメリット
それでは実際にこれから絵を描くことでどんなメリットがありえるのか、わかりやすい例をみていきましょう。
①気分転換、リフレッシュになる
普段の仕事や喧騒から離れて落ち着いた状況であなただけの時間を過ごすことで、溜まっているストレスから開放されてリラックスできるでしょう。
もちろん上達をしっかり目指すなら努力や苦労も経験することになりますが、趣味として楽しむ範囲であればあなたのさじ加減で好きなように調整できます。
また外や出先にスケッチブックやiPadを持ってお絵描き、なんてことも可能なのでこれまで経験しなかった時間を過ごすこともできるかもしれません。
②他の趣味と比べて費用が安く済む
例えば釣りやゴルフなどが趣味だと、次々と新しい道具が欲しくなって給料やお小遣いの中から結構な金額を趣味にかけている人も多いでしょう。
でも絵を趣味にした場合は、最初に必要なものを買い揃えたあとはそこまで追加費用が発生しません。
もちろんアナログで油絵・水彩画・アクリル画…などを楽しむ場合はつど紙や絵の具など用意する必要がありますが、最近人気のデジタルで描くスタイルを選んでおけば安心です。
最初にパソコンかタブレット(iPad等)、描くためのペン型デバイス(ペンタブ等)、お絵描き用のペイントソフトを用意してしまえばその後は消耗品以外は特に買い足すこともなく進めていけるでしょう。
③新たな交流が生まれることも?
新たな趣味をはじめて、交友範囲が広がるのは多くあることでしょう。
絵の場合は講座やサークルに参加して人の輪が広がる昔ながらのパターン以外に、最近だとTwitterやInstagramに代表されるSNSに投稿することでオンラインで広がりを得ることも増えています。
絵を描かなければ決して知り合うこともなかった相手との交流は、これまでの人生では得られなかった刺激や興奮をあなたにもたらしてくれるかもしれません。
④できなかったことができるようになり成長を実感できる
絵というものはある程度継続することで、いやでも自然と少しずつ成長していくものです。
最初は全然描けなかったはずなのに、夢中で楽しんでいたらいつのまにかびっくりするほど描けるようになっていた・・・なんてことも珍しくありません。
特にデジタルツールは描きながら絵のバランスをどんどん修正したりあとから線や色を変えることも自由にできるので、アナログで描くより絵が上手くなる人も多いんです。
成長できるとより楽しくなって続けたくなる、続けるから上手くなる、そしてまた成長を実感して楽しくなって・・・というループに入ればどんどん上達していけるでしょう。
絵というのは出来が目で見て誰にも伝わりやすいので、家族や友人に見せて感想をもらい成長を実感できる場面もあるはずです。
⑤あなただけのキャラクターや物語・作品が作れる
描きたい絵の種類というのは人によってさまざまあるでしょうが、あなたの描く作業で完全オリジナルのキャラクターや作品を仕上げることもできるようになります。
作ったものをSNSなどで効果的に発信すれば、不特定多数の人にあなたの描いた絵を楽しんでもらうことも割とカンタンに実現できます。
でも、絵が描けないとそんな状況はなかなか難しいでしょう。それくらい絵の力というのは強力ですし、特に今のようなSNS全盛の時代には描けて得こそすれ損なんて殆どないのが実情です。
絵が上手くなれる3つの方法
現在人気の方法をいくつか紹介しておくので、好みのものを見つけてみてください。
ちなみにどんな方法を選ぶにしても大事なのは『継続する』ことです、ちょっとやって放り出すのではなく半年~1年くらいのスパンでじっくり取り組むことを意識してください。
上達方法①人の絵を参考にする
絵が上達するためには、絵が上手い人のアドバイスをもらいつつ練習していくことが最も近道といわれます。
でも、最初のうちはなかなかそんな状況もつくれないでしょう。
独学でうまくなろうと思ったら絵の上手い人を真似しましょう。好きな絵を真似して描いたり写してトレースで線をなぞって、うまい絵がどんな風に描かれているのかを考えながら描いていってください。
そうやって真似をしながらあなた自身の絵も描き進めて、影響を数多く吸収していきましょう。
上達方法②ブログやYouTubeを参考にする
絵の上手い人のスキルや考え方を知りたいときに手軽に利用できるのが、YouTubeなどです。
さまざまな現役イラストレーターが色々な切り口のチャンネルを提供しているので、あなたの好きな人の動画を参考にしてみるのもおすすめです。
⇒YouTube【ハシケンちゃんねる】
・・・ただYouTubeなどはどうしても受け身になり、絵の悩みの相談やわからないところの質問も出来ないので本質的な上達につながらないことも多いものです。
もっと本気で効率よくうまくなりたいときは、講師の助言をもらいながら上達していける『イラスト講座』を使ってみた方がいいでしょう。
上達方法③絵やイラストの一般向け講座を利用する
絵が自由に描けるようになるにはいろいろな知識や練習が必要ですが、独学で進めるとどうしても時間がかかって遠回りになりがちです。
実はイラストが一番早くうまくなる秘訣は、絵のわかる人から直接アドバイスをもらって練習することだといわれています。
もしこの先ムダな回り道をせず早く上達したいなら、添削や講師に相談できるタイプの「イラスト講座」で一度教わってみるとひとりで進めるよりもだいぶスムーズに成長していけるかもしれません。
以下では参考としてイラスト初心者さんに人気の講座を紹介しておきます、資料請求でもらえる特典ガイドブックだけでも絵の上達に役立つと思うのでうまく活用してみて下さい。
「イラスト・マンガ総合講座」
公式サイト:https://human-yakan.com/
全国展開している大手専門校「ヒューマンアカデミー」が一般の人向けに運営している『イラスト・マンガ総合講座』は講義や添削を通じアドバイスをもらいながら学べるので、独学のような不安や心細さも少なく実力アップをめざせます。
通いもありますが、最近は便利なオンラインや動画講座が多く利用されています。個人の好きなタイミングで学べるため、仕事や家事で忙しい人でもスキマ時間に自由なペースでイラストの技術を伸ばしていけるでしょう。
質問は講師に直接聞く以外に24時間対応のチャットまであるので、一人で絵を描いてて悩んでもすぐ疑問を解消できます。また受講終了後も教材が手元に残るので、苦手な部分も克服していきやすいでしょう。
学校運営だから当然かもしれませんが、絵の基本からデジタルスキル・キャラクターデザイン…など描いて楽しむ技術・知識をこれほど幅広く身につけられる講座は他にそうありません。独学でムダに遠回りせず、早く着実にうまくなりたい人に特におすすめです。
まとめ
まずはあなた自身が何をやりたいか決めてそのための道具を用意し、上達するための手順を知って進めていく流れが一般的です。
とは言えあくまでも趣味なら、好きなものを好きなように描けばいいというのも一つの真理でしょう。
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