どうも、元ゲームイラストアートディレクターのハシケン(@conteanime)です。
クリップスタジオ(=クリスタ)で絵を描くには、最初にかならず新規キャンバスの作成を行います。
メニューバーの[ファイル]‐[新規]でウィンドウが立ち上がるので「作品の用途」で何を描くか選び、「幅・高さ・解像度」などを決めてOKを押せば絵を描くためのキャンバスが作成できます。
今回はクリスタで絵を描く最初の第一歩、新規キャンバス作成に関連した要素を詳しく解説していきます。
目次
[ファイル]‐[新規]で絵を描くためのキャンバスを作成しよう
「作品の用途」ではイラストや漫画・アニメーションなどからあなたが作成しようとしているものを選ぶと、それに適したおおまかなデータが表示されます。
ベースの数字を描きたいサイズや解像度に変更して[OK]を押せば、キャンバスが作成されます。
★解像度やキャンバスサイズについては、クリップスタジオの解像度とキャンバスサイズについて知っておこうに詳しく解説しています。
キャンバス設定はまずここだけ覚えよう!
「作品の用途」でイラスト・漫画・同人誌・アニメーションから好きなものを選ぶと、適したキャンバスが用意されます。
キャンバスの適切なサイズについて
例えばイラストや漫画を作成する際、提出先から決まった数字があらかじめ提示されてる場合はそれに従うのが基本です。
特に何かの賞に送る際は設定がずれていると応募自体できなくなる可能性もあるので慎重に行ってください。
よく作成するキャンバスがあるなら「プリセット」に登録しよう
プリセットというのは用紙のテンプレートのようなものです。
たとえば幅800・高さ600・解像度72の用紙を毎回作成するなら、プリセットに登録しておくことで次回も簡単に呼び出せます。
毎回クリップスタジオ起動時に新規キャンバスが作成されないようにしたい!
特にまだデータの保存を行っていない場合は、毎回ソフト立ち上げ時にキャンバスが作成されるかもしれません。
そういった場合はとにかく一度ファイルの保存を行ってしまえば[ファイル]-[最近使ったファイル]にファイル名が存在するようになり、起動時に新規キャンバスが作成されることを回避できます。
★保存に関しては、クリップスタジオの画像データを保存・書き出しする方法を覚えようで詳しく解説しています。
キャンバスを同時に複数表示させたい
キャンバスは同時にいくつでも開くことができます、さらにそれぞれを別の倍率で表示したり反転することも可能です。
例えばネットで見つけた参考にしたい画像をあなたのパソコンのデスクトップに保存しておいて、キャンバス内にドラッグすれば自動的に別キャンバスとして展開してくれます。
またAのキャンバスの画像をBのキャンバスに持っていきたい時は、Aのキャンバス上で[コピー(Ctrl+C)]を押してBのキャンバス上で[ペースト(Ctrl+V)]を押せばコピー&ペーストもできます。
★関連してサブビュー&新規ウィンドウ機能については、クリップスタジオのサブビュー機能!複数表示の使い方を覚えようやクリップスタジオの新規ウィンドウの超便利な使い方を覚えよう!を参照してください。
少しでも早くデジタル習得したいときのおすすめ手段とは?
デジタルやクリスタで自由に絵を描くにはいくつかの知識と技術も必要です、でも独学だけで進めていると自分が取り組んでいることが正解かどうか判断つかずにムダな時間がかかりがちです。
実は絵やデジタルが早く上手くなりたいなら、絵のわかる第三者からアドバイスを受けながら練習する方が圧倒的に近道なんです。
せっかくデジタルの機材をそろえたのに絵を描く手順やソフトの操作がわからない、思うように描けない…と悩むなら一度「イラスト講座」で教わるとデジタルの理解やその後の成長がだいぶスムーズになるでしょう。
以下ではイラスト初心者さん~中級者まで人気の講座を例として紹介するので、思うように上達できず悩んだら参考にして下さい。
「イラスト・マンガ総合講座」
公式サイト:https://human-yakan.com/
全国展開している大手専門校「ヒューマンアカデミー」が一般の人向けに運営している『イラスト・マンガ総合講座』は講義や添削を通じアドバイスをもらいながら学べるので、独学のような不安や心細さも少なく実力アップをめざせます。
通いもありますが、最近は便利なオンラインや動画講座が多く利用されています。個人の好きなタイミングで学べるため、仕事や家事で忙しい人でもスキマ時間に自由なペースでイラストの技術を伸ばしていけるでしょう。
質問は講師に直接聞く以外に24時間対応のチャットまであるので、一人で絵を描いてて悩んでもすぐ疑問を解消できます。また受講終了後も教材が手元に残るので、苦手な部分も克服していきやすいでしょう。
学校運営だから当然かもしれませんが、絵の基本からデジタルスキル・キャラクターデザイン…など描いて楽しむ技術・知識をこれほど幅広く身につけられる講座は他にそうありません。独学でムダに遠回りせず、早く着実にうまくなりたい人に特におすすめです。
まとめ
キャンバス作成はペイントソフトにおいて、デジタルで絵を描く最初の一歩です。