クリップスタジオのレイヤー不透明度どこ?変更方法と使い方をマスター!

クリスタ 不透明度とは レイヤー クリスタ

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どうも、元ゲームイラストアートディレクターのハシケン(@conteanime)です。

 

クリップスタジオ(=クリスタ)で絵を描く際、線画を描いたりトレースして線をなぞる作業でよく使うのが「不透明度」という機能です。

 

今回はイラストを描く際には欠かせない、レイヤーの不透明度の使い方について詳しく解説します。

 

不透明度とはレイヤーの表示度合いのこと

 

ハシケン
デジタルで絵を描く際はレイヤーを細かく分けて描いていきますが、作業の中でレイヤーの表示濃度を変えたい・・・なんて状況も結構起こると思います

 

  1. トレースの練習
  2. ラフを描いた次の線画作業
  3. 合成モードをかけるときの調整

 

「不透明度」とはレイヤーの表示度合いのことで、0-100の間で任意で設定できる数値により示されます。

クリップスタジオ 不透明度 スライダー

 

ハシケン
不透明度はレイヤー1枚ずつに設定できていつでも何度でも変更できるので、まずは実際にさわって試してみましょう!

 

クリップスタジオでのレイヤーの不透明度の変更方法

 

不透明度は、レイヤーパレットの右上にあります。

クリップスタジオ 不透明度 薄く

 

スライダーを左右に動かして0-100の間で自由に調整するほかに、数字を直接入力することで変えたり▲▼の上下を押して設定を変えて使います。

 

ちなみに不透明度を0にすると、レイヤーの表示状態が完全に透明となって何も見えない状態になります。

 

線画やトレースで使う場合

 

線画作業やトレースで使う場合は、ラフレイヤーや元絵の不透明度を20~30%程度に下げてその上に新規レイヤーを置いてそちらで線をなぞっていく流れになります。

クリップスタジオ 不透明度 線画 トレース

 

ハシケン
数字は描きやすい設定にすれば大丈夫です!

 

そのままなぞってみる練習をしてもいいですし、ラフの絵をよりよくするために調整しながらなぞるのもいいでしょう。

 

合成モードの色身を変えたい時も便利

 

絵の色味を変えたいときなどに多く利用されているレイヤーの「合成モードですが、そのままでは濃すぎたり複数枚重ねて微調整したいときに有効なのが不透明度を変えて使うという方法です。

クリップスタジオ 不透明度 合成モード

 

合成モードを変えたレイヤーは必ずしもそのまま使わないといけないわけではないので、丁度いい頃合いになるように好きなように不透明度を調整して重ねます。

 

ハシケン
実際に多くのプロのイラストレーターさんも、複数の合成モードを変えたレイヤーを重ねて不透明度を変えながら使用しています

 

動画でもっとわかりやすい!
ハシケン
Youtubeでも合成モードについて見れます!

 

不透明度のスライダーを表示/非表示する方法

 

もし不透明度の欄がレイヤーパレットに見当たらないときは、レイヤーパレット左上の三重線をクリックすると「プロパティバーの表示」という部分があるのでクリックしてチェックを入れると不透明度の欄が現れます。

クリップスタジオ 不透明度 プロパティバー

 

もし逆に不透明度欄を消したい場合は、同じくクリックしてチェックをなくせば非表示にもできます。

 

ハシケン
もちろん、あえて表示を消す必要はまったくありませんが・・・一応です;

 

ブラシや塗りつぶしなどの不透明度/ショートカットについて

 

ちなみに、ブラシツールやその他さまざまなツールにも不透明度という概念は存在しています。

クリップスタジオ 不透明度 ブラシツール 塗りつぶし

 

例えばブラシの場合は、透明度を下げた状態で描くと通常より薄く描くことになります。塗りつぶし(バケツ)で同様に行うと、メインカラーとして選んでいるものより薄い状態で塗ることになります。

 

もし使っているツールで不自然に色が薄くなって困っている場合は、まず不透明度がおかしくなってないか確認してみるのもいいでしょう。

 

レイヤーの不透明度のショートカット機能は・・・ない?

 

2020年3月時点の話になりますが、現状レイヤーの不透明度を調整するショートカット機能は公式としては特に存在していません。

 

ブラシツールの不透明度のショートカット機能は以前からあります。

 

ただ素材として配布されているものはあるようなので、どうしても気になる場合は一度試してみてもいいかもしれません。

 

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デジタルイラスト 講座 講師 ハシケン

 

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ハシケン
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まとめ

デジタルイラスト すすめ

 

レイヤーの「不透明度」は薄くしたり濃くしたりといったすごくシンプルな機能ですが、その分使う頻度も多いものだと言えます。

 

ハシケン
まずは基本の使い方をしっかり知った上で、合成モードでの重ねがけなど応用的な使い方も徐々に取り入れていってみて下さいね♪