イラストレーターの就職って難しい?会社勤めで絵を描きたいなら知っておきたいこと 

イラストレーターの就職って難しい? 絵を描く!

 

どうも、元ゲームイラストアートディレクターのハシケン(@conteanime)です。

 

ハシケン
将来絵やイラストの仕事を正社員として働きたいとき、どんなルートを通っていけばいいのか・・・なんてことも考えるんじゃないでしょうか?

 

今回は実際に長年絵の仕事の正社員として働いた経験から、絵を仕事にするにはどんなルートを通るべきか? 実際にイラストレーターとしての就職は難しいのかどうか?についてプロ目線で詳しく紹介します。

 

実際に絵の仕事の職場で周りを見てみると?

絵やイラストの仕事につく進路 方法

 

ハシケン
自分は過去十数年に渡って、3社で正社員として絵の関連の仕事をしていました

 

そこで接した同僚、先輩や後輩を見ていた印象では絵の仕事につくためのルートは本当に人それぞれだったということです。

 

今の絵の技術が必要なレベルに達しているなら、学生時代の経験や就職の道のりは何でもいいというのが実際のところです。

 

絵がうまいなら、過去何をしていたかなんてハッキリ言って全く関係ありません。

 

 

ハシケン
たとえば自分も1社目の絵の仕事は遊技機のアニメーション制作でしたが、その前に経験してたのは漫画家を目指していただけで別にアニメを経験していたわけじゃなかったんです

 

もちろん時代の違いもあるので、現在自分がそんな状況で就職活動したからってうまくいくわけじゃないでしょう。

 

でも少なくとも社員として働いていて感じたのは、美大や芸大だからいいとか専門だからダメとか・・・そんなことは何も関係なかったことです。

 

ただし、専門的な知識の大きさ・深さは仕事で役立つ状況も多い!

 

ただ、美大や芸大などでちゃんと学んで絵の仕事についている人はやっぱり専門知識が豊富という印象でした。

 

ハシケン
自分なんかは完全独学だったので、美術的知識が乏しく劣等感を感じることもありました・・・

 

でもそれこそ遊技機やゲーム系のイラストが描きたいなら、知識以上に純粋な画力やイラストの技術が高いほうが実践的で役に立つことも多いものです。

 

どこを卒業したからいい・悪いとかではなく、あくまでその人自身のポテンシャルによるということをおさえておいて下さい。

 

絵を描く仕事につくために多く使われている手段3選!

イラストレーター 将来の仕事にする

 

ここでは絵やイラストを仕事にするためによく使われている4つの進め方と、それぞれの特徴を簡単にまとめておきます。

 

①大学・美大系

 

美大や芸大など大学に進む場合は、イラストというよりは芸術系の進路に進みたい人が基本的に多くなるでしょう。

 

ただそっちだとお金が余り稼げないかもしれない、就職先も意外と数が少ない・・・ということで就職活動時にエンタテインメント系やクリエイティブ系の仕事に進む人がそれなりに出てくる流れが多いようです。

 

なのでシンプルに絵やイラストの仕事に就きたいだけで芸術系はそこまで興味ないなら、わざわざ大学という選択肢を選ぶ必要はないかもしれません。

 

②専門学校系

 

イラスト・マンガ・ゲームなどいわゆる娯楽やエンタメ関連の仕事につきたいなら、専門学校というのは現在一番の近道といえるでしょう。

 

ハシケン
就職するための知識や技術に集中して学べるので、無駄な回り道もせず就職活動時も学校の支援を受けながら進めていけます

 

大手の専門なら卒業生とのパイプもありますし、進みたい方向への就職実績が多い学校なら重要な選択肢として考える価値は大きいはずです。

 

③完全独学系

 

ハシケン
自分なんかは学校で学ばずに最初漫画家を目指した末に挫折して絵の仕事に流れていった口なのでこれにあたりますが・・・独学オンリーは正直おすすめしません!

 

最初から絵やイラストの仕事に進みたいなら、まずそのために必要な知識や技術をちゃんと学んでおいたほうが就職後も絶対ラクに進めていけます。

 

ハシケン
自分はそうじゃなかったので中途採用後の最初の数か月はかなりたいへんでした・・・

ムダな苦労をすることにつながるので、あえて独学のみを選ぶのはむしろリスクです!

 

イラストレーターの仕事に就きたい時の注意点と、効率的な進め方

絵の仕事に進むためのポイントとは

 

これから絵の仕事に進みたい場合に、実体験から知っておいてほしいことや気をつけてほしい点をいくつかまとめておきます。

 

絵の仕事にはコミュニケーション能力も必須!

 

特に会社勤めで絵の仕事をするなら、他部署の人や同じ班の人などいろいろな人と関わります。絵の仕事は個人的な印象もあるでしょうが、会社でやる以上はやっぱりチームプレイです。

 

ハシケン
最低限のコミュニケーションが普通に取れないとしんどいので、意識しておきましょう!

 

仕事についたあとの努力も欠かせない!

 

絵の仕事は特に、技術向上や新しいソフトの習得が欠かせません。また、そのとき流行っている絵柄に対応できないと苦しくなることも多いです。

 

絵を描く作業自体が視野が狭くなりついつい自分の個性を意識しがちですが、仕事にする以上はそういったところを多少潰してでも求められる絵を描いていく必要が出てきます。

 

ハシケン
個の生かし方と我慢のしどころ、両方のバランス感覚を養っていってください!

 

転職前提の世界!

 

絵の仕事は3年程度いたら次の職場に移っていくという人も少なくありません、また業界自体が割と新しいので老後の定年などもまだまだ未成熟です。

 

将来のリスクを考えながらさらなる高い収入や条件を得るには、ときに転職して新天地を求めることも必要になっていきます。

 

同じ場にい続けることが結果的にリスクとなってしまうことも多いので、常にあなた自身のスキルを向上させながら外にも目線を向けていつでも飛び出せる状態に磨き上げていきましょう。

 

ハシケン
そのためには、仕事をしながらでも常に幅広い情報収集を進めていくことが欠かせません!

 

まとめ

絵 イラストの仕事 進み方 コツ

 

絵の仕事に就きたいと思っても、特に若いうちは何が正解か見当もつかず悩むと思います。

 

ハシケン
・・・自分自身もそうですが、こういったテーマに対する意見を書いている人はそれぞれの過去の経験から書いているわけですしね

 

だからこそ誰か一人だけの意見をひたすら信じるよりは、色々な口コミも参考に意見を拾い集めてから判断するようにしてください。

 

 

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