どうも、元ゲームイラストアートディレクターのハシケン(@conteanime)です。
デジタルで絵を描きたいけど色々覚えることがありそうで面倒だな・・・とか思っていませんか?
でもデジタルで描けるようになったおかげで、会社独立後もさまざまな場面で絵の力は役立ってくれていてものすごく重宝しています。
ということで今回の記事では、デジタルで絵を描くと得する5つのコトを絵のプロ目線も交えて紹介します。
- 絵を描く手間が減らせる
- 自由な状況でお絵かきできる
- 趣味や仕事に活かせる
- アナログよりも絵が上手くなれる
- コンテンツが作成できて発信力が強くなる
目次
①絵を描く手間が減らせる!
これまで長い間アナログで絵を描いていた人には余計に大きな利点になる部分でしょうが、デジタルで描くことでこれまで絵の作業で面倒な手間になっていた部分がかなり減らせます。
代表的な要素を取り上げてみると・・・
- 手が汚れない
- 紙が破れない
- 直しがカンタン
- 描いた絵が劣化しない
- 付け加えたり調整もラク
- ・・・などなど
アナログだとちょっと消しゴムをかけたり修正するだけでも跡が残って気になったりしますが、そんなこともデジタルに移行することで基本的になくなります。
またデジタルの便利機能を使えばこれまで定規で必死に描いてた背景のパースも一瞬ですし、3Dモデルをキャラのあたりに使えばラフの時間も半分程度には短縮できるでしょう。
結局デジタルの何がいいって、デジタルの力を使って作業が大幅に近道できるようになることなんです。
モチロン最初にきちんとした手順を知ったり操作方法やコツを覚えないとデジタル機材やソフトを上手く使えるようにはなれないですが、幸いノウハウはネット上にあふれているので必要な時に必要なものを手に入れて参考にすればいいだけです。
②自由な状況でお絵かきできる!
デジタルお絵かきの機材といえば、元々は机に置いて使うデスクトップ型のパソコンがメインでした。
もちろん今でもプロなど現役の環境として使ってる人は大勢いますが、家の部屋や机があまり広くない人にとってはどうしてもスペースを取ってしまうことがそれなりにネックだったかもしれません。
でも今は、ノートパソコンやiPadに代表されるタブレットを使うことで家の机に限定されずどこでも絵を好きに描くことができるようになりました。
以前自分が主催していた1日クリスタ講座でも参加者さんにはそれぞれお持ちのデジタル機材を持ってきていただいてましたが、ここ最近は特にタブレットで描く人が増えてきた印象がありました。
ノートやタブレットなら手軽でどこにでも持ち運べるんで、通勤中や出先のちょっと暇な時間でもスケッチ感覚でお絵かき・・・なんてこともできちゃうんですよね。
家のなかでも描く場所を机に限らず、寝っ転がったりコタツで描いてみたりと自由自在なのは
お絵描きすることの心理的ハードルをかなり下げてくれることにもつながるはずです。
まあこれはノートに絵を描いてる状況でも同じですが、それくらいリラックスした感覚でより幅の広い表現が可能なのはデジタルならではの非常に大きなメリットだといえるでしょう。
③趣味や仕事に活かせる!
あなたがこれからデジタルで絵が描けるようになると、実はただ絵を楽しむだけじゃなく色々なこともに活かせるようにもなるんです。
純粋な趣味として成長していく以外にも仕事の中でチラシやポスターなど作ってもいいでしょうし、書店のポップなんかもありえるでしょう。
自治会やPTAの係になった際にやれることも増えるでしょうし(これは嬉しくないですが…)、ある程度描けるようになれば将来の副収入に結びつけることだって最近は非現実的な話でもありません。
▼参考記事
このようにデジタルで絵が描けるということは、あなた自体の未来の可能性を際限なく増やしてくれることにもつながるんです。
④アナログよりも絵が上手くなれる!
まだデジタルであまり描きなれてない人にとってはちょっと信じにくいかもですが、アナログからデジタル移行してそれまでよりも絵が上手くなる人はかなり多いんです。
デジタルはアナログでは到底不可能な特殊機能が多く存在しているので、積極的に数多く知って使えるようになれば絵でできる表現パターンもどんどん増えていくんですね。
さらにデジタルならアナログより修正がカンタンという要素も、絵の質の向上に与える力は相当大きいでしょう。
上の参考動画のように描いてる途中でパーツが大きくなりすぎたら囲んで動かしたり小さくしたり、体が太くなりすぎたら細くしたり、腕の向きがおかしいなら直したり・・・とリアルタイムでパッパッと調整しながら描いていけます。
ここまで気楽に描いている絵が直せるとわかっているからこそ、作業中も肩に変な力が入らずリラックスして描きやすい⇒だから絵が上手くなる(良くなる)なんて循環もあるかもしれません。
実際問題として今の世の中でこれだけSNSなどで絵の上手い人が増えていると感じられるのは、圧倒的にデジタル機材の一般化が大きく影響しています。
良くも悪くもアナログよりデジタルであれば、多少のデッサン力のなさなどは見た目の派手さや特殊効果でごまかせたりするんで【必要以上に絵の上手い人が増えていると感じてしまうことにもつながっている】のかもしれません。
⑤コンテンツが作成できて発信力が強くなる!
そもそも絵が描ける力があるなら、独自コンテンツを作って発信できる力も高まります。それがデジタルであれば、さらに現在のSNSやYouTubeなどの動画メディアでも大きな効果を発揮することになるでしょう。
絵が自由に描けて効果的に使えればオリジナルの絵やキャラを情報に加えることも容易になり、文字だけの発信より目立ちやすく覚えてもらいやすいことへとつながります。
イラストでも漫画でも、映像と絵を組み合わせたっていいでしょう。
デジタルで絵が描けたらそれだけあなた独自のコンテンツが作れる可能性が増えていくので、SNSやブログ・YouTubeなどでやれることや新たな可能性が一気に広がります。
特に現代は、自ら発信してる人が大きな成果につなげられる時代です。
▼参考著書
でも、自ら積極的に発信してなかったら本を出すなんて状況は当然死ぬまで訪れなかったはずです。積極的に外に向かって動いたからこそ、どこかの誰かの目に入ったんです。
自ら発信さえしていけば様々なチャンスにつながる可能性のある時代なら、発信で使える武器は多い方がよくないですか?
デジタル絵を楽しんで描いていくことは、あなたがそれだけ大きな武器をもつことにもつながります。
少しでも早くデジタル習得したいときのおすすめ手段とは?
デジタルやクリスタで自由に絵を描くにはいくつかの知識と技術も必要です、でも独学だけで進めていると自分が取り組んでいることが正解かどうか判断つかずにムダな時間がかかりがちです。
実は絵やデジタルが早く上手くなりたいなら、絵のわかる第三者からアドバイスを受けながら練習する方が圧倒的に近道なんです。
せっかくデジタルの機材をそろえたのに絵を描く手順やソフトの操作がわからない、思うように描けない…と悩むなら一度「イラスト講座」で教わるとデジタルの理解やその後の成長がだいぶスムーズになるでしょう。
以下ではイラスト初心者さん~中級者まで人気の講座を例として紹介するので、思うように上達できず悩んだら参考にして下さい。
「イラスト・マンガ総合講座」
公式サイト:https://human-yakan.com/
全国展開している大手専門校「ヒューマンアカデミー」が一般の人向けに運営している『イラスト・マンガ総合講座』は講義や添削を通じアドバイスをもらいながら学べるので、独学のような不安や心細さも少なく実力アップをめざせます。
通いもありますが、最近は便利なオンラインや動画講座が多く利用されています。個人の好きなタイミングで学べるため、仕事や家事で忙しい人でもスキマ時間に自由なペースでイラストの技術を伸ばしていけるでしょう。
質問は講師に直接聞く以外に24時間対応のチャットまであるので、一人で絵を描いてて悩んでもすぐ疑問を解消できます。また受講終了後も教材が手元に残るので、苦手な部分も克服していきやすいでしょう。
学校運営だから当然かもしれませんが、絵の基本からデジタルスキル・キャラクターデザイン…など描いて楽しむ技術・知識をこれほど幅広く身につけられる講座は他にそうありません。独学でムダに遠回りせず、早く着実にうまくなりたい人に特におすすめです。
まとめ
今回はデジタルで絵を描くと得する5つのコトについてまとめてお伝えしました。
- 絵を描く手間が減らせる
- 自由な状況でお絵かきできる
- 趣味や仕事に活かせる
- アナログよりも絵が上手くなれる
- コンテンツが作成できて発信力が強くなる
とにかく損をすることの方が少ないので、もしまだアナログでしか描いていない状況だったらぜひ一度挑戦してみてください。
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