どうも、元ゲームイラストアートディレクターのハシケン(@conteanime)です。
今回はあらためて、クリップスタジオ(=クリスタ)PROとEXという2つのソフトの機能の差や価格の違いの理由についてまとめます。

クリップスタジオPROとEXの値段の違い

あらためて「クリップスタジオ(CLIP STUDIO PAINT、以下クリップスタジオ)」は、DEBUTという特別な仕様の廉価版(?)を除くとグレードがPROとEXという2つにわかれています。
▼PRO(安い方)▼

© 2016 CELSYS, Inc.
- 一括払いのダウンロード版 5,000円
- 一括払いのパッケージ版 9,200円(送料込)
▼EX(高い方▼)

© 2016 CELSYS, Inc.
- 一括払いのダウンロード版 23,000円
- 一括払いのパッケージ版 37,200円(送料込)
このようにPROとEXは値段に大きな開きがありますが、理由は単純で機能が大きく違うためです。

またダウンロードかパッケージの現物商品かでも大きな差があります。現物を手元においておきたい場合以外は素直に安いダウンロード版を選んでおけば大丈夫です。

また現在はパソコン以外のiPad、さらにiPhoneなど複数のデバイスをまたいで使いたい場合のお得なプランも存在しています。

© 2020 CELSYS,Inc.
上の画像を見てもわかるように意外とさまざまなバリエーションがあるので、使う環境に合わせて選んでいくようにしてください。


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グレードごとの違い

© CELSYS, Inc.
公式でまとめられている大きな違いは、このような感じになっています。
一般的にはPROはイラストでEXはイラスト+マンガ+アニメという認識が一般的かもしれませんが、実は上の表でもわかるようにPROでもマンガやアニメの機能はある程度備わっているのが実情です。
イラスト以外にマンガやアニメもガチでやりたい、またはソフトの機能をフル活用したい場合にEXを選んでそうでなければPRO・・・というシンプルな選び方でもいいでしょう。

細かな機能の違いについて

© CELSYS, Inc.
より細かい機能の違いとしては、上のような箇所が挙げられます。
複数の人間による管理であったり他の人も絡むような共同制作機能、あとはちょっと特殊なプレミアム機能でちょこちょこ差がある感じです。
またEXにしかない機能は上部メニューバー自体も違っているので、PROしか知らないとまったくみたことのないものもあるかもしれません。
さらにマンガ関連だとかなり重宝する「線画抽出機能」がEXにしかないので、それを使いたい場合はEX必須ということになります。

© 2016 CELSYS, Inc.
コチラも公式の別ページにあったものですが、よりわかりやすく比べられるかもしれません。

まとめ

クリップスタジオは価格の低いPROであっても非常に高機能なペイントソフトです。
