どうも、元ゲームイラストアートディレクターのハシケン(@conteanime)です。
デジタルで絵を描きたい、イラストや漫画を描いてSNSで発信したい!
今回は人気ペイントソフト『クリスタ』の1日講座を開催している目線も踏まえて、初心者さんに役立つデジタルイラストの練習方法をわかりやすくまとめてお伝えします。
だから誰でもできるので、安心して楽しく取り組んでみてください♪
目次
①デジタルの感覚に慣れてみよう
デジタルで絵を描くということは、アナログで描いていたときとまた別の感覚に慣れる必要があります。
特に上写真のように板タブなどを使っていると手元と実際の絵との間に物理的な距離も生まれるので、余計に慣れるまで時間がかかったりしてしまいます。
まず、とにかくデジタル環境に数多くさわって慣れていきましょう。
とにかくデジタルで手を動かして、絵を描くイメージを浮かべましょう!
②とにかくまずは線の練習!
デジタルで挫折してしまう初心者さんに多く見られる理由としては感覚に慣れないことと共に、線がきれいに書けない要素がかなり大きいようです。
描きにくいものは、何度でも描いて感覚を手に染み込ませていきましょう。
繰り返すうちに、アナログとは少し違う『デジタルで線を描く』ということがあなたの中に備わっていきます。線が少しマシな状態で描けるようになればモチベーションも上がって、どんどん描いていけるでしょう。
③超重要!考えながら描く
とにかく大事なのが、何をするにしても『考えながら描く』ということです。
絵の練習は、ただ漠然とやっていても全く意味がありません。
上の章で書いた線の練習をするときもこのあとで紹介していく内容も、考えながらやってるかどうかで成長度合いは全く変わります。
- この人はなんでこんなふうに線を描いているんだろう?
- 目の中にある光は何だろう?
- 髪の毛のシャッシャッとした感じはどうやって出すんだろう?
・・・上手い人の絵を見てマネしようとすると、様々な疑問が出てきます。そんなときにはまずしっかり考えて、推察してみましょう。
上手い人の絵には、必ずその裏にしっかりとした理屈があるものです。初心者だって、考えながら真似して描いていけば必ず成長していけます。
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④上手い、好きな人の絵を模写&トレース
上手い人の絵を見ながら描く模写や、うつして描くトレースは絵の練習の定番と言えます。
模写をする際は、それぞれのパーツの構成も意識して見てみましょう。トレースする際は、線画の太さの強弱なども真似してみましょう。
他にもポイントは様々ありますが、結局ここでも欠かせないのがちゃんと『考えながら描いている』かどうかです。
⑤『画力向上』と『ソフト操作の習得』は分けて考えてみよう
デジタル初心者の頃によく陥りがちなのが、自分が今やってる練習が何を目的としたものかわからずやってしまっている状況です。
絵が上手くなるための『画力や技術の向上』と、クリスタなどのペイントソフトの『操作を覚える』&『ペンタブに慣れていく』ことは同じようで実は明確に分かれた領域です。
ごちゃごちゃにしてしまってると、特に最初は混乱してしまうかもしれません。
⑥苦手克服の秘訣は、経験のない表情&構図を描くこと
絵を描いていくと、段々とあなたの苦手な部分が見えてくるはずです。
苦手箇所をしっかり乗り越えようと必死でもがくか、無視して得意な方向性ばかり描くか・・・で将来的な絵の上達の結果は全く変わるでしょう。
実は絵のプロが仕事の中でさらに上手くなっていく秘訣は、仕事という逃れられない状況の中で『苦手なものも描かざるを得ない』という部分がかなり大きいと言えます。
だからこそ、あなたももしこの先苦手な部分が見えてきたときには『乗り越えれば絵が上手くなるチャンス!』なんだと考えて積極的に克服しようと挑戦していってください。
⑦描いた絵を公開して、人の意見をもらおう
今は、カンタンに描いた絵を発表して意見をもらえる場が数多くあります。有名なところだとPixiv、また各種SNSを利用するのもいいでしょう。
でも『もし誰かになにか言われたら・・・;;;』とビビって使わなかったら、せっかく成長できる機会を失っていることにも繋がりかねません。
もちろんイヤなことを言われることだって中にはあるでしょうが、絵というものは人に見せてなんぼという存在でもあります。プロが絵を上手くなる理由をぜひ想像してみてください。
そうすることで、あなたの絵のレベルアップ度合いはさらに増していくはずです!
早くデジタル習得したいときは効率いい手段も使ってみよう!
デジタルで絵を描けるようになるには多くの関連知識と技術がいりますが、独学だけで進めているとどうしても遠回りになってムダな時間がかかりがちです。
実は、絵やデジタルがはやくうまくなりたいならまず基礎をきちんと学んでおくことが圧倒的に近道なんです。
せっかくデジタルの機材をそろえたのに絵を描く手順やソフトの操作がよくわからない、思うように描けない…と悩むならまず「デジタルイラスト講座」で基本を教わっておくとデジタルの理解やその後の上達もだいぶスムーズになるでしょう。
以下では例としてイラスト初心者さんにも人気の講座を紹介しておくので、困ったときには参考にしてみて下さい。
ヒューマンアカデミー「イラスト・マンガ総合講座」
公式サイト:https://human-yakan.com/
対象者 | イラストやデジタル、漫画を本格的に習得したい方 |
学べる内容 | ・CLIP STUDIO PAINTの使い方 ・着彩 ・キャラクターデザイン ・背景とパース ・表情の描き方 ・ポートフォリオ作成…他多数 |
形式 | 選べる3つの学び方 ①通学+動画学習 ②オンラインライブ講義+動画学習 ③通信教育 |
サポート | オンラインライブでの添削あり 講師への直接質問可能 副業のキャリア相談も |
料金 | 公式サイトに記載がないので案内資料で直接確認してください |
受講期限 | 6ヶ月(最短3ヶ月で修了可能) |
特典等 | 資料請求(無料)でキャラクターの描き方ガイドブックがプレゼント中 |
実用度 | ⭐⭐⭐⭐⭐ |
- 好きなペースや作業量であせらず上達していきたい
- 基本的な描き方以外の様々なスキルも幅広く習得したい
- 添削を受けたり絵の悩みも直接相談できると嬉しい
全国展開している大手専門学校「ヒューマンアカデミー」が一般の人向けに運営している『イラスト・マンガ総合講座』は講義や添削を通じアドバイスをもらいながら学んでいけるので、独学のような不安や心細さも少なく実践的な実力アップをめざせます。
通いの教室もありますが、最近は便利なオンラインや動画講座も多く利用されています。個人の好きなタイミングで学べるため、仕事や家事・育児で忙しい人でもスキマ時間に自由なペースでイラストや漫画の技術を伸ばしていけるでしょう。
質問は講師に直接聞く以外に24時間対応のチャットもあるので、一人で絵を描いていて悩んでもすぐ疑問を解消して進められます。また受講終了後も教材が手元に残り確認できるので、苦手な部分もしっかり克服していきやすいでしょう。
学校運営だから当然かもしれませんが、絵の基本からデジタルスキル・キャラクターデザイン…など絵を描いて楽しむ技術・知識をここまで幅広く身につけられる講座は他にそうありません。独学でムダに遠回りせず、早く着実にうまくなりたい人に特におすすめです。
まとめ
デジタルでもアナログでも関係なく、絵を描く人は上手くなりたいと思うのがおそらく共通した思いでしょう。
でも最初の方でも書いたように、漠然と描き続けているだけじゃ絵のめざましい成長は訪れてくれません。
そして絵は、楽しく描くことが何よりも大事です。
練習がただのノルマのようになってしまうと絵を描くこと自体つらくなるので、そうならないように絵の上達の先になにか目標を持ってみるとテンションも上がってオススメです。