どうも、元ゲームイラストアートディレクターのハシケン(@conteanime)です。
ブログを運営しているなら、どうやって他のブログと差別化するかは大きなテーマですよね。
今回オススメする差別化のためにオリジナルの絵やキャラクターを活用する方法は実際に当サイトでも効果がかなり出ていますが、一方で気をつけてほしい部分も結構あります。
目次
ブログを差別化するために必要な3つの手段とは?
差別化と一口で言っても様々なやり方があります、まずは有効な3つの方法を上げてみましょう。
オリジナルコンテンツを作る
最近はまとめサイトの閉鎖など、とにかく他のサイトの要因を利用してブログを書くことは非常に厳しく見られるようになっています。
また、Google自体がオリジナルコンテンツを推奨してることもあるので今後はより一層あなただけのブログを形作っていくことが重要になっていきます。
文章で強い個性を打ち出す
他にはないサイトだと読み手に感じ取ってもらうことは極めて重要です。
自分らしく進めていけばある程度まではなんとかなりますが、ビジネス用のブログとしてやるなら差別化以上にブランディングに関わっていく部分でもあるので戦略的に進めることも必要になります。
ビジュアル面でのインパクトを与える
ブログだからといって全部が文章だけだと読み手は疲れます、文の途中で画像を入れて気を抜いてもらう配慮は今や必須でしょう。
また、わかりにくい内容を噛み砕いて説明するために絵を使うことは大変有効です。
★ブログを含めたブランディングに関しては、セルフブランディングのやり方を知ってあなたの未来を切りひらけ!も参照してください。
実例)オリジナルの絵やキャラクターを使った成果
当サイトは『絵』に関連した商品・サービスを提供してることもあり、2016年5月からブログの記事においても『絵』の要素を全面に打ち出すようにしました。
最初に上げた3つの方法の中の、ビジュアル面でのインパクトをまず追求した・・・ということになりますね。
2016年5月からブログの毎回のアイキャッチにオリジナルのイラストを必ず描き下ろすようにしてみました。
その影響もあり、それまで1万弱だったPVは右肩上がりに伸び始め半年後の2016年9月で10万PVを超えさらに半年後には25万を超える状態になりました。
もちろん、当サイトが絵に特化したブログということも無関係じゃないですが絵をアイキャッチに使うことによってはてなブックマークやスマホ表示で目立つようにもなったことは要素として大きかったはずです。
★ブログのアクセスアップで悩んでいたら、ブログのPVを1年で28倍にアップするためにやったことを参考にしてください。
オリジナルの絵が演出するインパクト
絵や写真などのビジュアル素材は、存在だけでも充分に人の目を惹きつける効果があります。
- オリジナルイラスト
- フリーイラスト
- オリジナル写真
- フリー写真
・・・読み手に与えるインパクトとしては、このような順番になるでしょうか。強烈な印象を放つ『絵』だけに、ブログに使い文字との相乗効果を活かそうと思ってやると想像以上に響くことがあります。
きれいな写真以上の価値を感じてもらうことはないと、おさえた上でうまく活用していきましょう。
記事内でアイキャッチを使うベストなタイミング
短いセンテンスの中で多く絵を入れてしまうと読み手の集中力は途切れます。ブログ本文中に入ってくる広告で読む気が失せた経験もあると思いますが、絵でも同様になってしまいます。
基準としては、h1を記事タイトルにあててh2が大きな小見出しであればh2毎に1つ絵が存在するくらいだとバランスがいいでしょう。それ以上入れてる場合は注意が必要です。
絵というのはそれほど強力な力を持っています。写真は基本的に流し読みしてくれますが、絵は想定以上に見る人の目を停止させてしまう場合があることを覚えておきましょう。
★ブログのアイキャッチで悩んだら、ブログで絵やアイコンを描く&使う時の上手く見せるコツ教えます!を参考にしてください。
絵の活用でどんなターゲットを狙うか?
ブログを書く時は、一人のターゲットに向かって書いたほうがいい記事になると言われます。ターゲットを絞らず八方美人的に書いては良いブログの文章にはならない・・・ってことですね。
絵が与える印象で大きく分かれるのが、絵柄が一般受けするかしないかの違いです。やっぱり、一般受けする絵柄のほうが特にビジネス用のブログにはマッチしやすいでしょう。
絵は文字や文章よりも早く人の目に飛び込みます。あまりに一般受けしない絵柄だと、文章に辿り着くまでに絵柄で離脱されてしまう可能性もあります。
せっかく回答を求めてきてくれたユーザーを、絵で遠ざけてしまっては無意味です。
『いらすとや』の絵素材が最近これほど多用されるのは、無料であること以上に絵柄的に広く受け入れられやすい(≒邪魔になりにくい)からだとも言えるでしょう。
ちなみに当サイトの場合アイキャッチイラストを毎回新規で用意してますが、絵にあまり関係ないカテゴリのブログ記事ではあえて絵を使わない場合もあります。
自分のブログにどういう人に来てほしいかをイメージし、目的に違和感なくマッチする絵柄かどうか考えましょう。判断つかない場合は、一度第三者に聞いてみることをオススメします。
少しでも早くデジタル習得したいときのおすすめ手段とは?
デジタルやクリスタで自由に絵を描くにはいくつかの知識と技術も必要です、でも独学だけで進めていると自分が取り組んでいることが正解かどうか判断つかずにムダな時間がかかりがちです。
実は絵やデジタルが早く上手くなりたいなら、絵のわかる第三者からアドバイスを受けながら練習する方が圧倒的に近道なんです。
せっかくデジタルの機材をそろえたのに絵を描く手順やソフトの操作がわからない、思うように描けない…と悩むなら一度「イラスト講座」で教わるとデジタルの理解やその後の成長がだいぶスムーズになるでしょう。
以下ではイラスト初心者さん~中級者まで人気の講座を例として紹介するので、思うように上達できず悩んだら参考にして下さい。
「イラスト・マンガ総合講座」
公式サイト:https://human-yakan.com/
全国展開している大手専門校「ヒューマンアカデミー」が一般の人向けに運営している『イラスト・マンガ総合講座』は講義や添削を通じアドバイスをもらいながら学べるので、独学のような不安や心細さも少なく実力アップをめざせます。
通いもありますが、最近は便利なオンラインや動画講座が多く利用されています。個人の好きなタイミングで学べるため、仕事や家事で忙しい人でもスキマ時間に自由なペースでイラストの技術を伸ばしていけるでしょう。
質問は講師に直接聞く以外に24時間対応のチャットまであるので、一人で絵を描いてて悩んでもすぐ疑問を解消できます。また受講終了後も教材が手元に残るので、苦手な部分も克服していきやすいでしょう。
学校運営だから当然かもしれませんが、絵の基本からデジタルスキル・キャラクターデザイン…など描いて楽しむ技術・知識をこれほど幅広く身につけられる講座は他にそうありません。独学でムダに遠回りせず、早く着実にうまくなりたい人に特におすすめです。
ブランディングの怖さも知っておこう
繰り返しますが絵の存在感は強烈です、武器にもなれば時に足を引っ張ることさえあります。
当サイトがブログに絵を使うことを推奨するのは差別化とその先にあるブランディングが行えるからですが、反対に想定外のブランディングを絵が行ってしまう場合もあります。
両刃の剣になりえることも、必ず知っておいてください。
絵の力を活用することは、フリー素材の写真より想定しにくい効果を起こす可能性があります。いい方に転べばいいですが、逆効果になることも当然ありえます。
文字と絵による相乗効果がどう働いてるかは、見極めるための時間とPVが分析のため必要になります。そしてデータが集まった頃にはもうブログのブランディングは絵の存在感で相当量形作られていることが多いものです。
場合によっては、使わない選択も当然ありです。
★コンテンツ作成で悩んだら、コンテンツとは何か?意味と使い方を知ってあなたらしく制作しよう!を参照してください。
オリジナルキャラクターを過剰に売り込まない
ブログを訪れる人は基本的に一見さんです。
殆どの人が検索で質問の回答として表示されたブログに来てるわけで、答えのみを求めてきます。
例えばあなたが答えを探していた時、表示したページでよくわからんキャラ達がよくわからんやりとりをしていたら・・・どう思います?
最近はアイコン絵を使って会話させるブログも数多くあり、大半は読み手の理解を助けるために使われています。でも中には、妙にキャラクターの存在感を押し付けてくるものもあると思います。
読み手が疎外感を受けるような設定や演出・本文に関係ない情報は極力控えるべきです。オリジナル設定に一見さんが興味をもつことは基本ありません、むしろ逆効果がほとんどです。
キャラに記号的な名前があるくらいはいいかもしれませんが、凝るほどに作り手のエゴになります。どうやって出来たかとか、名前や設定の由来なんて聞きたくない人のほうが多いものです。
ブログの書き手にユーザーは基本興味ありません。探している答えがほしいだけです。
悩んだときは、自分が検索してブログを訪れたときのことをいつでも思い返しましょう。普段のあなたの感覚こそ重要です。
膨らんだ設定は、あなたの中だけの秘密にしておきましょう
まとめ
ビジネス向けに運営するブログは、戦略を考えて運営していく必要があります。絵は上手い下手関係なく強烈な武器になりますが、一方で想定外の印象も与えかねない両刃の剣になりえます。
ブログのテーマに合わなければ無理して使う必要は全くないですし、絵があることでより人が来てくれる可能性があるなら積極的に使っていくべきでしょう。