どうも、アートディレクターのハシケン(@conteanime)です。
2015年10月の発売から既に5年以上経ったAmazon『Fire TV Stick』ですが、相変わらずのコストパフォーマンスで他の動画配信サービスと互角以上に戦ってるのがユーザーとしては嬉しい限りです。

2018年以降は映画やアニメ以外にオリジナルコンテンツも充実してきて、ドキュメンタルやカリギュラ、バチェラーなども話題になりました。

また最近は外出自粛も叫ばれていますが、そんなときにも家でじっくり見れるサービスに加入していると何かと助かるはずです。
でも『Fire TV Stick』自体に興味はあるけど結局何をどうしていいかよくわからない・・・という話もたまに耳にするので、今回は基本的なことから応用的な使い方までを発売日に購入して2年以上使い倒してる一人として詳しくわかりやすく解説します!
商品への具体的な質問などは、Amazon様の公式サイトへ直接お尋ね下さい。
当サイトにお問い合わせいただいてもお答えしかねます。
目次
最初に押さえよう!『Fire TV Stick』と『Amazonプライム』の関係性


- 『Amazonプライム』・・・Amazonが有料で提供しているサービス群の総称
- プライムビデオ・・・Amazonプライムのうち、映画やテレビ番組見放題のサービス名称
- 『Fire TV Stick』・・・プライムビデオをテレビで見るために必要な商品
まずすべての核となるサービスが、年額3,900円(または月額400円いずれも税込)の『Amazonプライム』です。
サービスの主な中身としては、
- 無料の配送特典・・・対象商品のお急ぎ便、お届け日時指定便が無料
- Prime Now・・・1時間以内または指定の2時間便で商品が届くサービス、対象エリアのみ
- プライム・ビデオ・・・映画やTV番組が追加料金なしで見放題
- Prime Music・・・追加料金なく100万曲以上の楽曲やアルバムが聴き放題
- プライム・フォト・・・Amazon Driveに写真を容量無制限で保存
- Prime Reading・・・対象のKindle本(雑誌、マンガ含む)が追加料金なしで読み放題
・・・などが挙げられます。

今回の記事のメインとして取り上げる『Fire TV Stick』は、基本的にプライムビデオをテレビ画面で見れるようになるのが売りの商品となっています。
なのでもしあなたの見る媒体が完全にパソコンやスマホのみでテレビを含まないなら、プライムビデオを見るために『Amazonプライム』会員にはなるけど『Fire TV Stick』を買わないという姿勢で構いません。
逆に『Fire TV Stick』を買って『Amazonプライム』に申し込まず、Netflixやhuluなどその他の動画配信サービスをテレビ画面で見るなんて変化球的な使い方も実は可能だったりします。
・・・と『Fire TV Stick』は実は非常に幅の広い使い方が可能な商品です。ちなみに今ならプライムビデオを無料で30日体験できるので、まずはそこから始めてみるのもムダがなくていいでしょう。
プライムビデオと『Fire TV Stick』であなたのテレビ・映画ライフは一変する!

プライムビデオのコンテンツは定期的に更新され、Amazonオリジナルもドンドン増えています。

現在見られるタイトルの一部



『プライムビデオ』と『Fire TV Stick』ならいつでもどこでも映画やドラマ・アニメの続きが見られる!
- パソコンで見ていた映画の続きを出先のスマホで見たり、
- 予めデータをダウンロードしておいてwi-fiのはいらない場所でアニメを見たり、
- 通勤時スマホで見ていたドラマを帰宅後に晩酌しつつパソコンで見たり・・・
・・・これらは『Amazonプライム』会員になるだけでプライムビデオで出来ますが、『Fire TV Stick』の購入でさらにテレビで見れる選択肢があなたの生活に加わります。

ゲームだって出来ちゃう!

『AirReceiver』という有料アプリ(305円)を購入すると、『Fire TV Stick』で専用ゲームをプレイすることも可能です。懐かしのパックマンや、FF3~6・9・13などが有料で出来ます。

想像以上に便利なミラーリング機能
まだまだ知らない人も多い『ミラーリング機能』とは、スマホやタブレットの画面をテレビの画面にそのまま映すことを指しています。
たとえばYoutubeをスマホの画面内で操作して『Fire TV Stick』経由でテレビに映すことが可能になります。
- スマホの写真や動画をテレビ画面で見る
- スマホアプリをテレビ画面に映す
・・・などが出来るようになります。
ファイヤーTVの使い方はリモコンとアプリで超簡単!

『Fire TV Stick』の操作は、リモコンのみで簡単に行なえます。

メイン画面でアプリをダウンロードすることがすべての基本

トップ画面はこのようになっているので、プライムビデオが見たい場合は下に進んで探します。検索なども可能です。
プライムビデオ以外の動画配信サービスやゲームがやりたい場合は、必要なアプリを直接ダウンロードして行います。

プライムビデオ以外にも、Netflix、hulu、Youtubeなどが見られる!
『Fire TV Stick』でアプリをダウンロードすることで、他の様々な動画配信サービスもそのまま見ることができるようになります。

Netflix
Netflix、hulu、U-NEXTなどの他にもdTV、dアニメストア、DMM、GYAOやYoutube、ニコニコ動画もアプリで利用できます。


Youtube
なんとあのAbemaTVだってテレビで無料で見られる!

AbemaTV
かつて元スマップ3人の72時間テレビ(記事執筆時の最新ニュースでした・・・)で話題をよんだAbemaTVも、アプリをダウンロードすればテレビ画面で無料で簡単に見れます。

AbemaTV
余談:小さい子供がいる場合の『Fire TV Stick』使い方例

以前は定番のアンパンマンが好きだったので、hulu(1,070円/月)を契約して『Fire TV Stick』上で見ていました。
ちょっと大きくなって趣味がドラえもんに移ってきたことと自分自身が映画のラインナップ的に前から気になっていたので、huluを解約して新たにNetflix(1,026円/月)を契約しました。
3歳半もすぎると、子供は自分で操作してドラえもんを探して見れるレベルになります。

そのくらいリモコン操作も簡単なので、同じくらいの子供のいる方にはAmazonプライムありきの『Fire TV Stick』+Netflixなどの二刀流が実用的でおすすめです!
『Fire TV Stick』と『Fire TV』の違いと価格に悩んだ時の決め方はこれだ!

『Fire TV Stick』には上位版と言っていい『Fire TV Stick 4K』という商品が存在しています、どちらを買うか悩んだ時の決め方を以下にまとめます。
4K必須なら『Fire TV Stick 4K』でないと駄目!
4Kコンテンツが見たい場合は必ず『Fire TV』を選んでください! 『Fire TV Stick』では4Kは見れません。

価格差・リモコン機能等
リモコンの音声機能は現在どちらにもついています、メモリの量は違いますがゲームに関して大きな条件の違いなどは特にありません。
またインターネットとの接続は、2017年現在販売されている商品(新型)ではどちらもWi-fi専用となっています。有線でつなぎたい場合には、別売りの『イーサネットアダプタ』を買えば可能になります。

開封の儀~テレビに接続・設定、実際の使い方まで

開封編



接続編

テレビのHDMI端子に指した状態です、下に伸びたコードがコンセントの電源へと繋がっています。


設定編
続いて、wifiの情報などを入力していきます。





最後にAmazonプライム会員のアカウントとの紐づけです。

鑑賞編
あとはあなたの好きな映画やドラマを見るだけです。

サムネイルの左上に「プライム」の帯があるものは無料で見られて、ついていないものは作品ごとにレンタル料金がかかります。

試しに今回は、スマホで見ていたゴッドファーザーPART2がTV上でも続きから見れるか確認してみましょう。

上はスマホのプライムビデオのアプリ画面ですが、元々見ていたものが『続きを見る』の扱いで表示されています。試しに検索してみましょう。


変換候補が出てくるので「ゴッドファーザー」を選択します、関連商品が3作品出てきたので2を選んで【続きを見る】を押すと・・・

テレビ上で問題なく映りました。さて、スマホの方ではどこまで見てたか確認してみると・・・

ほぼ同じシーンであることが確認できました。

電源の切り方は特に何もしなくて大丈夫!
実は『Fire TV Stick』やリモコンにはスイッチ自体がありません。
放置して数時間後に再びテレビをつけてみると、『Fire TV Stick』用としてあてがったチャンネルは電源が落ちた状態になっていました。

リモコンの中央のボタンを押すことで再びホーム画面が立ち上がります。基本的にはコンセントに繋げたままほっとけば落ちる仕様になってるようです。

まとめ)『Fire TV Stick』1日24円で始まる、エンタメとのおつき合い!

我が家はプライムビデオが開始する以前からAmazonでよく荷物を購入していたので、元々『Amazonプライム』に入っていました。
気付くとあれよあれよという間にプライムビデオがつき、音楽も聞けて、本も読めて・・・しかもいまだにお値段据え置き年額3,900円というのが『Amazonプライム』の真の恐ろしさです。

参考までに、『Amazonプライム』会員になって『Fire TV Stick』を購入すると1年目にかかるお金は3,900円+4,980円=8,880円。1日にして24円です。
2年目以降は『Fire TV Stick』の費用を抜くとすると、3,900円÷365日=1日の費用は11円です。
この金額でいつでもどこでも映画が見放題、オマケに音楽も本もついてくるとなったらあなたはどうしますか??

