絵の仕事で会社員として働いてきて特につらいと感じた3つのこととは?

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どうも、元ゲームイラストアートディレクターのハシケン(@conteanime)です。

 

ハシケン
自分は2015年春に当時勤めていた企業を希望退職で独立しましたが、それまでは会社に属して社員として様々な絵を描く関連の仕事をしてきました

 

会社で絵を描く仕事をするなかで、特につらいと感じていた3つのことがありました。

 

  • プライドがへし折られる
  • 興味のない絵を描かなきゃいけない
  • 将来の見通しが立たせにくい

 

ハシケン
もしこれから絵を描く仕事に進みたかったら、ぜひ参考にしてみてください!

 

仕事として絵を描く中で自分のダメさを日々実感させられプライドが消えていく・・・

絵を描くプライド

 

絵を描く仕事の会社に入るということは、当然あなたの周りに絵を描ける人が多くいる環境となります。

 

必然的にあなたよりはるかに絵のうまい人と出会って、日々の仕事の中でその人たちの指導を受けていくでしょう。

 

ハシケン
自分は元々独学で漫画家になろうとしたクチなので、入社まで人に教わって絵を描くことがなかったんです。

それはそれは無駄なプライドばかりが肥大しちゃってたわけでして・・・;;;

 

 

独りでやり続けてきた鼻っ柱は、会社にはいると毎日ガンガンへし折られます。

 

相手の言ってることは基本的に正しいのでもはや反論するという次元ではなく、ただただ自分のダメさ加減ばかりが見えていきます。

 

絵を仕事にするということは利益を出せる絵を描くということです、会社の中で絵を描く人間は売り物になる技術を持っていることが最低条件となります。

 

趣味じゃない、興味もない絵を仕事のためだけに描いていく日々・・・

絵 描きたくない

 

利益になる絵には描き手の趣味など関係ありません、売れる(と会社側が考える)ものを描けないなら会社にい続けることもできないでしょう。

 

ハシケン
興味のないジャンルでもやる必要がありますし、苦手なものでも食らいついていくしかないわけです

 

あくが強い、個性が前に出すぎる絵柄だとベテランであっても流行とマッチングできずやめていく状況も起こります。

 

特に今は、スマホゲームなどでもゲーム内での絵柄の統一が強く求められているので他人の絵にいかに合わせられるかという技術が今後ますます要求されていくはずです。

 

やっていきながら興味を持っていければいいですが、そうならないプロジェクトだってあるでしょう。

 

コンテアニオ
なんで俺、こんな絵を描いてるんだろう・・・?

 

そんなふうに思い始めてしまうとつらくなります、毎日の仕事が憂鬱で仕方なくなるかもしれません。

 

 

ちなみに純粋な好き嫌いに関しては、なるべくはやめに社内で率直に言っておくのがポイントです。

 

得手不得手は誰にだってありますし、意外と問題なく理解してもらえるものです。

 

ハシケン
人手が足りなかったり他にあなたに回す適切な案件がないときは仕方ないこともありますが、あらかじめ言っておけば苦手な案件に入れられることは減るかもしれません

 

10年、20年先に今あなたのいる絵の仕事の業界は存続しているのか?

未来 仕事 見えない

 

ハシケン
自分が絵を描く仕事で働いた会社は三社あり、最初の二つはいわゆる遊技機と呼ばれるパチンコ・パチスロのアニメーションを作る仕事。

最後の一つがスマホゲームでイラストの監修をする、アートディレクションという仕事でした

 

遊技機は定期的にお上の締め付けが入ってそのたびに業界の景気も大きく上下しますし、スマホゲームはいくら高い予算でゲーム作ってもコケるときは派手にこける・・・というある意味遊技機以上のレッドオーシャンな業界になってきています。

 

  • 果たしてこの先、何年自分はこの業界で仕事をしていけるのか?
  • 数年後、業界はどうなっているんだろう?
  • 自分の絵に上限が見えて上達をあきらめたら、その先何ができる?
  • 絵を描く仕事で会社にいて、妻や子をいつまで養っていけるだろう?
  • ボーナスも退職金もろくにないのに、そのまま定年になったらどうなる?

 

 

エンタメ系の業界は移り変わりが早いので旬に対応できないとすぐに未来が閉ざされます、年齢がある程度になってくると新しいことを取り入れることもしにくくなるでしょう。

 

管理職として技術以外の面でも社内のポジションが上がっていればいいですが、その道が見えていなかったら天才的な絵描きの技術がないとなかなか難しいのが現実です。

 

ハシケン
これからの時代は会社に入れたからと安心するだけではなく、何かあればよそに移れる選択肢を常に確保していく必要があるのかもしれません。

 

まとめ

 

絵を描く仕事で勤めてきたことは自分にとって財産です、辛いこと以上に楽しいことはいっぱいありましたしいい友人・同僚にも多く恵まれました。

 

これから絵の道に進むなら、働き出してどう進めていくのか常に考えながら行動していくと大きなリスクを回避できるかもしれません。

 

ハシケン
くれぐれも行き当たりばったりでいかないよう、戦略的に進めていきましょう!

 

 

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