どうも、アートディレクターのハシケン(@conteanime)です。
今はデジタルで絵を描く機材も充実しているせいか、絵を描く人の人数も年々増えてきている印象です。

今回の記事では実際に長年絵の仕事をしてきて独立した目線もふまえて、絵で稼ぎたいと思った時の効果的な進め方やポイントをまとめて紹介します。

目次
現代は絵で稼ぎたいならデジタルスキルは必須の時代?

今、絵で稼ごうと思ったらデジタルで描ける技術は必須・・・というかまずクリアしていないとダメとも言えます。
何するにしてもデジタルですし、その上でアナログも武器にできたらいいですがまず入り口としてはデジタルで絵が描けることが必要最低条件になるでしょう。
ソフトとしてはメジャーどころがわかればいいですが、たとえばクリスタやイラストレーターなど多くの人がイラスト制作に使用しているものを問題なく使えれば基本的に大丈夫です。
無料アプリやソフトも色々ありますが、それでできるものもあれば不利に働く面もないではありません。

ただデジタルというのは一つ使えると他にも結構応用が効いたりするので、あなたの今使ってるものがメジャーどころのソフトと少し違うならまず一度体験版などを試してみるといいでしょう。
★もっとペイントソフトについてくわしく知りたい時は、イラストや絵を描くおすすめペイントソフトはこれだ!を参考にして下さい。
絵で収入を得ることのメリット・デメリット

ここからは実際に絵やイラストを描いてお金を稼ぐことの良さや注意点に関して、メリット・デメリットの②種類に分けてまとめます。
メリット①家にいたまま作業できる

おそらくイラストを副業として行っている人の7割程度が在宅で仕事をしています。もちろん出向せざるをえない業務もありますが、意図的にそういうのを選ばなければ大丈夫です。
メリット②好きなタイミングで仕事ができる
特に在宅で絵の仕事をしているなら、締切にさえ間に合うなら基本的に好きなタイミングで進めていけます。

ただしっかり予定に間に合わないと厳しいことになるので、予定に従ってしっかり進めていくことも欠かせません。
メリット③数をこなせば収入も上がる

ただその分こなすべき作業量も増えていくので、不可能ではない量を見極めてコントロールしていくことが欠かせません。
デメリット①単価が安い
基本的に、イラストの単価は安いことが多いものです。
よほど名の売れているプロのイラストレーターなら別ですが、多くの場合が平均的なバイトの時給に達するかどうかギリギリのラインになることも多いでしょう。

デメリット②作業量が増えがち
あわせて、ほしい収入を稼ぐためには枚数を増やしていくしかないのも一般的なイラストの仕事でよく見られる傾向です。
経験を積んだりネームバリューをあげないと単価はなかなか上がらないので、必然的に収入を増やすなら枚数増しか手段がないということになります。

デメリット③自分の成長がわかりにくい
基本的に自分で判断して絵を描いていく形が多いので、誰かが助言してくれたりすることは少ないでしょう。
うまくやらないと視野が狭くなってなかなか成長できない状況に陥りがちなので、定期的に目を外に向けて視点を新しくすることも心がけてみましょう。
イラストを描いてお金を稼ぐ代表的な手段6選

あ、これは5本だった・・・
それでは最後に、イラストを描いてお金を稼ぐ代表的な手段を6つ紹介します。
最近の大定番、ストックイラスト
最近とにかく増えているのが、イラストACやPIXTA等といったサイトに登録してフリー素材などのイラストや画像素材を上げていくストックイラスト制作です。
そもそもの数がないとなかなか成果にはつながらないですが(最低100以上という説も)、それでも自分のペースで好きなように進められるのでまずイラストでお金を稼いでみたいという初心者からベテランイラストレーターまで門戸も広く人気です。
自サイト運営+広告収入
自分のサイトを持ちそこに描いた絵素材をどんどんアップロードし、ページ内に貼った広告(Googleアドセンスなどが有名です)をクリックしてもらうことで収入を稼ぐ方法もあります。

LINEスタンプ作成&販売
一時期人気だったのが、オリジナルのLINEスタンプを自分で作成して販売する手段です。
好きなものを描いてお金が入るので理想的ですが、とにかくスタンプ自体が完全に飽和したのと最低限描く枚数も数十枚必要だったり画像の制約も意外と細かいので労力に見合ったリターンもないので最近はあまりおすすめできる手段でもなくなりました。
SNSで発信
少しそれますがTwitterやインスタのSNSアカウントを持って絵や漫画を発信していき、人の目に止まって仕事の依頼を受けるという流れも最近は結構増えています。
マンガなどはうまくやれば出版への道がひらけることもあるので、それなりの戦略は必要ですがリスクなく手軽に始められる手段としては魅力的でしょう。

フリーランス専用サイトに登録
ココナラ・ランサーズ・クラウドワークスなどのスキル系サイトに登録して仕事の依頼を待つ方法もあります。
コンペ形式の募集があれば自分から応募するのも手ですが、狭き門なのも確かなのでわかった上で挑戦すべきでしょう。

イラスト仲介業者に登録
たとえばスマホゲームのカードイラストなどは、メーカーと関連のある仲介業者が登録しているイラストレーターに発注するのが基本です。
予めポートフォリオとともに登録しておけば、作品のテイストと合うときには発注が来ることもあります。
安定したメーカーと出会えれば、毎月仕事をもらうことも可能です。

まとめ

絵で稼ぐ方法は現在様々あります。
あなた自身の働く状況の希望とも合わせながら、理想の状態を探していくと比較的望むスタイルに近づきやすいでしょう。
ただどの進み方もそれなりに最初は苦労するので、下地となる画力や技術もしっかり身につけながら一歩一歩地道に進めていくことが必要になるはずです。
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