どうも、アートディレクターのハシケン(@conteanime)です。
ブログを書いているとどうしたって気になるのが、PV(ページビュー)ですよね。
自分はブログを始めて1年が過ぎましたが、最初の半年ほどはなかなかうまく行かずかなり空回りをしてました。
その後多くの諸先輩方に正当なやり方を教えてもらったお陰で半年ほどで10倍以上のPVになり、2016年9月には念願の10万PVも達成できました。

ということで今回は、検索上位表示されて多くの人にブログを読んでもらうために有効な書き方とコツなどを実体験を踏まえてまとめてみます。
目次
特化型ブログに変えて書くテーマを絞る

マーケティング用語で『ペルソナ』というものがあります、売りたい商品などのお客様像を細かく設定してその人に対して買ってもらうために様々な施策を練るためのものです。
ブログ記事を書くときにも、出来れば毎回ペルソナを設定した方がいいと言われます。散漫な対象に対し書くよりも、誰か一人に対し書いた記事のほうが刺さりやすく結果的に多くの人に届きやすいといわれるためです。
同じことが、ブログ自体にもいえます。
ブログは大きく分けて雑多型と特化型の二種類があり、前者は何でもありで後者はテーマを絞ったものになります。
例えばあなたがAというテーマの記事を見ていて、同じブログ内でAのテーマに関する別記事があればそっちも見るとなりやすいでしょうがB・Cとテーマがバラバラだったらどうでしょう。あえて、そのサイトで見なくてもいいと思うんじゃないでしょうか?
もちろん雑多型・特化型には、それぞれのメリットデメリットが存在しています。
ただ、追求したいテーマがあってブログを書くのであればまずはそれを中心とした特化型ブログに構成した上で、たまに別テーマを箸休め的に取り入れる形をとるべきでしょう。
テーマを絞るのは来てくれる人を減らす行為ではなく、来てくれる人を深掘りするんだと考えましょう。
★ブログの型に関しては、【雑多と特化】ブログの型を決めて書くメリット・デメリットとは?も参照してください。
ブログ記事内の内部リンクを見直す

特化型を選ぶと、選択したジャンルの専門サイトと専門家としての道を進み出すことになります。
であればあなたのブログに来る人はそのジャンルに興味のある人が多いわけですから、内部リンクなどもうまく構成して記事から記事へ回遊してくれるような構成を組み立てましょう。
内部リンクはブログカードか、テキストリンクか?
当サイトでは元々内部リンクも外部も一律でブログカードにしてましたが、テキストリンクのほうがいいという噂を信じて内部リンクはテキストで同じウィンドウで開き、外部リンクはブログカードで別ウィンドウで開くという分け方に変えました。
ここに関しては様々な説があるので明確にどちらがいいとは言い切れないですし、サイトのジャンルや見せ方によってもかなり差異があると感じてます。
なので、試した上で自分のサイトに合う方を選択するしかないでしょう。

次の記事に進みやすいリンクの貼り方を
記事の最後に、次の記事はこちら!と明確に指示してあげると読み手の人は進みやすくなります。
人には複数の選択肢から好きに選んでもらうよりも、道がハッキリ1つ見えてる方が読んでくれる心理的傾向があるようですね。
こちら、ではなく直接記事タイトルをリンク化して貼る
ブログカードでなくテキストリンクにした場合の話になりますが、
『記事をバズらせたい場合は、こちらの記事が参考になります』とするよりも
『記事をバズらせたい場合は、はてブ350超で見えた!?【バズる】ブログ記事の書き方と拡散を呼ぶ道筋が参考になります』
とそのものを記載しておく方がクリックしてくれる・・・気がします。
実際、GoogleやSEOの面からも『こちら』という代名詞より具体的にタイトルを書く方が有効と言われています。
関連記事が調整できるテーマなら必ず自分で調整する
当サイトは「ハミングバード」という有名な有料テーマを使っていますが、基本機能として記事の最後にカテゴリに添った過去記事が出てくるようになっています。


そのままでもある程度は役に立ちますが、カスタマイズできるのであれば次の読んで欲しい記事や自分の目標に添ったテーマにより具体的に誘導する選択を必ずしておきましょう。
内部リンクや導線を駆使するというのは言ってみれば網を張るようなものです。
一日で1000人が1記事ずつ読んでくれたら1000PVですが、2記事ずつ読んでくれたらそれだけで2000PVです。サイトを訪れる人が一切増えなくても、トータルのPVはそれだけで倍になります。
人を集めるのは大変ですが、サイト内でグルグル閲覧してもらって多くの記事を読んでもらうのはリンクや見せ方次第で可能なのでぜひ色々試して下さい。
★テーマで悩んでいるときは、ブログWordpress初心者こそ有料テーマを選ぶべきワケとおすすめ紹介!が参考になります。
公開済みのブログ記事をリライトする

ある程度記事がたまってきて、公開から3ヶ月~半年ほどが経つとリライトした方がいい記事も出てきます。
ブログの良いところは、あとから何度でも書き直せてそのたびにGoogleや読み手からの評価が上下する点です。
リライトは非常に奥が深いので、今回はポイントだけ書いておきます。
キーワードを確認する
サーチコンソールを使い、事前に想定していたキーワードで読み手は訪れてくれているか、また想定外のキーワードで来てくれているかを確認します。
サーチコンソール⇒検索トラフィック⇒検索アナリティクス⇒クエリ・表示回数・CTR・掲載順位全選択⇒ページ⇒下欄からページを指定⇒クエリ・・・で、キーワードが確認できます。

競合リサーチをする
狙っているキーワードで、自分より上位にいる記事を実際に見て内容を調査します。自分にない項目があれば、その要素を自分流にアレンジして取り入れます。

情報量や書き方で劣っている部分があれば、勝てるように書き直します。情報量を増やすのは、ロングテールワードなどを自然と含みやすいメリットがあります。
最大の目標は、検索を終わらせること
リライトで何より大事なのは、読み手の人の満足度を上げることです。
検索であなたの記事を読み、そこで納得したら他のサイトの記事は必要ないことになります。
『検索を終わらせる』という、スーパーブロガーの人達が語る言葉がありますが1つのサイトで全ての関連情報がまかなえていれば他を見る必要なんてないですよね?
そんな記事に仕上がってれば、自然とGoogleの評価も上がり上位表示も間違いありません。
文章を精査して読みやすくする、必要なら画像も差し替える
ブログを書き始めたばかりの頃の文章は、見返すと無駄な部分が極めて多いものです。hタグなどの見出し部分も適当な設定になってる部分が多いはずです。必要なキーワードを加えましょう。
整理して無駄な文章をなくすことで、読み手やGoogleからの評価も上がる場合があります。
画像も、より効果的なものがあれば変えましょう。とにかく読みやすくすることです。難しい言い回しなどで読んでて詰まりそうなところがあったら、どんどん変えてしまいます。
注意するのは、最初にサーチコンソールで確認した流入のあるキーワードの入った部分をうっかりなくしてしまわないことです。
全く流入がない部分なら削除してもいいでしょうが、多少でもある場合・・・それが少数PVであってもサイトにとって必要と感じるなら残しておきましょう。
差別化を強める

ブログ人口は日本だけでも2700万人以上と言われています。
そんな中他サイトと違いを出すには、記事の内容だけでなく見た目の印象も非常に大事になります。
当サイトが差別化を出すため積極的に行ったのは『絵』を最大限活用することでした。
前述のように、【絵】に特化したサイトを目指した時点からブログのアイキャッチ画像などにオリジナルの絵を使うことにこだわりました。

ブログ記事にはフリー素材の写真を使う場合が多いですが、箸休めにはなってもそのサイト自体の特徴としてはほとんど機能してくれません。
他のサイトとの違いを出したいなら、上手い下手関係なしにオリジナルの絵を使うことをオススメします。ブログに載せる絵に上手い下手は関係ない!人に伝える力を活用セヨの記事も是非参考にして下さい。
汎用性も高いので、できればアナログよりもデジタルがいいでしょう。描き方がわからないときは、当サイトの無料E-bookや自分のブログのアイキャッチ画像をイラストで描こう!解説動画付きの記事なども参考にしてみて下さい。
絵を描いていけば、独自の世界観が構築できます。やがて、あなた自身のファンも増えてくるでしょう。絵をアイキャッチに使う大きな利点は、はてなブックマークなどに載った時にフリー写真より圧倒的に目立つということです。

パッと見の印象からわかりやすく差別化するには、ビジュアル面の強化は欠かせません。
ブログ記事の、数から質への転換を図っていく

基本的にブログの記事の更新は、多く頻繁であるほど優位になりやすいです。
単純計算として、1つ5PV集める記事が1個と10個あるのとではPVも10倍の差になってくるので、記事数が多いに越したことはないわけですね。
数撃ちゃ当たるじゃないですが、多く書くことでホームランが増える可能性も高まるのはあり得ることでしょう。
ただし・・・・・・、
100記事達成目安に、質重視にスライドするのもあり
ただし、特化型で専門的なブログにしていくことを選んだ場合は数だけを追い求めると無理が出てくる場合があります。
専門的だからこそ質の高い記事を作る必要があり、さらにそれを量産というのはいかにもしんどい作業となってしまって継続すること自体が億劫になってしまう可能性があります。
ブログは継続が命です。
書き始めの半年ほどはブログに慣れるためにもがむしゃらに書いてく事が必要ですが、半年過ぎたくらいからは量よりも質に寄せていくことをオススメします。
特化型で専門家の方向を目指すのならば、最終的には量より質に寄っていくのが自然だと思います。もちろん、雑多型で量を書きまくり幅広くPVを獲得する方向を目指すのも選択としてはありなので目的に合わせてどちらかを選んで運営していって下さい。
★型に関しては、【雑多と特化】ブログの型を決めて書くメリット・デメリットとは?が参考になります。
不要かつ古いブログ記事を『no index』にする
リライトしても無駄と感じるものに関しては、その記事の存在でサイトの評価をGoogleからマイナスに判断されることを避けるために『no index』の処理をするのも手です。
ただリライトの部分でも書いたように、ある程度の流入があり続けているのならば『no index』にしてしまうのはもったいないという考えもあります。
基準はまちまちですが、たとえば最近数カ月の月間平均PVが10未満の記事とかで伸びる余地もなさそうなら検討してみていいかもしれませんね。
積極的にSNSやオンライングループに参加する

ブログの近道は正しい進め方を知ってる先輩に教わることです。
独学はハッキリ言って遠回りにしかなりません。
その意味で、しっかりしたオンラインのグループに参加することはあるいみ有効です。
また、積極的にSNSをでの交流も持つようにすることで記事を公開した際も拡散につながりやすくなります。
★オンラインサロンに関しては、ブログのオンラインサロンに参加するメリット・デメリットとは?が参考になります。
読み手を最優先に考えたサイト・ブログ記事づくりを追求する

自分の書きたいことばかり書いても人は読んでくれないと改めて認識しましょう。
求められているもの、ニーズのある記事を書いて初めて読んでもらえます。ニーズを探るために行うのが、キーワード選定です。
ブログは、誰かの疑問がキーワードで質問として検索されたことへの回答として提示されます。
的を得た正しい回答でなければ読んで損したと思われるだけですし、質問されてないことを自分が書きたいからと勝手なキーワードの組み合わせで記事に起こしても人がたどり着くことは基本的にありません。
書き手としては検索者の意図を知るためにこそ、キーワード選定があることを常に忘れずにいましょう。
またブログでは出し惜しみは好まれません、検索結果の回答として表示されるページとして専門家の自分が回答できるありったけのノウハウを記事には詰め込む姿勢が必要です。
読みやすい文章、適度な画像の使用、見やすいページづくり、今風のサイト構成、セキュリティ・・・等々、ユーザーにメリットとなる要素に関しては常に改善を加えていきましょう。
★ブログの書き方で悩んだときは、書き方に悩むブログ初心者でも確実に伸びていくための必須5項目が参考になるかもしれません。
まとめ

やや古くなった言葉ですが、コンテンツイズキングという有名過ぎる言葉があります。
良いコンテンツとは内容もそうですが、見せ方も大事です。そして、多くの人の目に触れるためにSEO対策があります。我々が純粋に良いコンテンツを作り読み手を満足させることができさえすれば、ブログ記事は自然と上位表示されるようにGoogleは日々システムの改善を進めています。
今回まとめたことを徹底さえすれば、おそらく上位表示・・・一位だって充分狙えます。
極論、狙ったキーワードで自分よりも上にある記事の内容を超えさえすれば上位に行ける道理なんです。
手間を惜しんで競合記事よりもコンテンツとしての内容と密度をあげられるか、かつ読みやすい構成・デザインで提供できるか?
・・・多くの人に読んでもらえる秘訣はまさにそこにあります。
何度もいいますが、一位表示は不可能じゃありません。実際、開設1年数カ月の当サイトの記事もいくつも一位に表示されています。
でも漠然とやっていたら絶対に無理です。今回まとめたようなコツをおさえながら、たくさんの人に読んでもらえる・・・役に立つブログ記事の執筆を心がけて下さい。

▼次はこれ!
